↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/75

第22回路 ギルドへの依頼

通常の会話は「」魔法での会話は〈〉

みんなで声を合わせる時は〈「」〉となっております。

仕事とギルド依頼をこなして数日経った

そろそろアクセサリーも出来上がっているころかな

アリーのとこに行こう



【アリー宝飾】

「拾え!拾えって言ってんだろ?」

「お前が拾えよ」

「なんで私が拾うんだよ!お前が捨てたんだろ?お前が拾えよ」

「俺じゃねぇよ」

「お前だよ、お前が捨てたのを見てんだよ、こっちは、あぁ?」

「誰が見たんだよ」

「私だよ、いいから拾え!お前みたいな適当なことやってる奴がいて不憫にもその他人のゴミを拾う人がいる。お前が捨てなきゃその不憫な人は生まれないんだよ!」

「あーわかった、拾うよ、拾えばいいんだろ…ブツブツ」

「あー聞こえねぇよ、ブツブツ言ってんな、面と向かって文句言えねぇんなら言葉に出すんじゃねぇ、クソが!」

「はい、はい」

「はいは一回」

「はいっ」 

「ちゃんとゴミ箱に捨てろよ、捨てるまで見届けてやるからな!」

この店の前には悪を許さない結界が張られている

「こんにちは…」

「こんにちは!デンリュウさん!いいお天気ですね!アハハハ…」

ジョウロで花壇に水をやっている格好だが、水はさっきの怒りでぶちまけたのか入っていない

「お水出てないですよ…」

「あらやだ、私としたことが…

そうだ!例のアレ、出来上がってますよ。

今ご用意しますね!あら、そちらの女性の方、初めましてですよね?アリーと申します!」

「ミポポです。」

「さぁ、立ち話もなんなので店内にどうぞ」

相変わらず店内は綺麗にしている

「こちらでおかけになってお待ちください

お茶をいれてきますねー」

ミポポはショーケースに見入っている

「すごく繊細でしなやかなのに大胆で豪快な部分も…」

性格のことでは…ないな。

「お待たせしましたー」

四角い木でできたコースターには看板にあったお店のロゴが彫られている

「お品物がこちらになります」

ケースを開くとオーバルの空魔石がカットされ見る角度によって輝きが違う。台座はシルバーで繊細な模様が施されている

「すごい…」

3人は息を呑んだ

「石軽く押すと外れるようになってます。シルバーは色が変わったりしやすいのでプラチナで仕上げてます。」

「つけて見てもいいですか?」

「どうぞどうぞ!」

ちょっと恥ずかしそうにミズキが尾をあげる

白い毛並みにプラチナがすごく馴染んでいる

「すごく似合ってる!」

正直にそう思った。アリーさん腕は確かだ

「可愛さに上品さが加わりますね!」

「想像以上です!ありがとうございます!」

心から感謝した

「気に入っていただけて光栄です!」

「お会計お願いします」

「なかなか高価になってしまって…銀貨…8枚で…」

人の良さが表に出てしまって商売が上手くないのだろう

言いづらそうにしていたが

「10枚払います!これだけのものなのでもっと払いたいくらいです!」

「そんなにいただくと申し訳なくて…」

「それだけの仕事をしていただいた結果です!受け取ってください!」

「ありがとうございます!」

「それで、ミポポにもお願いしたくて

髪留めをまた空魔石を使って…」

「えー!本当に?私はいいよ!」

「これは補助防具だけど、せっかくなら気に入ったもののほうがいいと思うから。」

「ありがとう!じゃ、遠慮なくお願いします。」

「承りました!空魔石を…」

「こちらで大丈夫でしょうか?」

持っていた空魔石のカケラを渡した

「問題ございません。また1週間ほどいただけますか?」

「もちろんです!宜しくお願い致します」

ミズキも気に入っているようで鏡でいろんな角度を映して見ている

〈指輪としても合わせてみたいな…〉

そういえばもうすぐ満月だ

3人は店をあとにした。



「おーい、デンリュウ!」

「リードさん!」

「街中探したぞ!こういう時に便利なもの何か考えといてくれ!」

「発想はあるので出来ると思います。

ところでどうかしたんですか?」

「おぉ、ミズキにミポポも元気そうだな!」

「あ、はい」

「フフフ…いいものが出来たぞ!アトリエに来てくれ」

「わかりました、ミポポたちも一緒でいいですか?」

「もちろん!」



【リード・アトリエ】

アトリエに着いた。

はじめて会う女性がいる

赤い長い髪、黒の下着、スラッとしてスタイルが良く出るとこは出ている

《ピーポーピーポー》

そりゃそうだ、刺激が強すぎる

「あーら、いらっしゃい。かわいいボウヤじゃない

ちょっとお姉さんと遊ばなーい?」

「はい!」

ミズキに思いっきり耳を噛まれた

「イテーー!」

思わず声が出た

「姉ちゃん、やめてくれよ、そんな格好でウロウロするのは」

リードさんが珍しくうろたえる。

「あーら、別にいいじゃない、減るもんじゃなし…」

「そういう問題じゃなくて…」

「わかった、わかりました!皆さん、ゆっくりして行ってねー」

奥に入って行った

「すまんな、夜の店で働いてるから昼間はだいたい寝てるんだけど。それより見てくれ!

商品化前の最終版…の予定、問題なければ!」

「以前のスパイラルインパクトと何が違うんですか?

これは、スパイラルインパクトW!

ダブルアクションになっていて

トリガーを引くだけで魔力充填レバーも引かれて発動まで行う優れもの!扱う方は魔力を充填しながらトリガーを引くので慣れるまで少し難しいかもしれないが。」

「それはすごい!片手で放てるわけですね!」

「そうだ!それとこのMPパックホルダー。単純に腰ベルトに予備としてMPパックをホールドするだけじゃなく、ガントリックやスパイラルインパクトと魔導線でリンクすることで魔力切れを防ぐこともできるんだ」

「自分みたいに魔力量が少なくても安心ですね!」

リードさんの姉が出勤前だろうかスタイルがしっかり出る黒のドレスを着て現れた

「そうだ、そうだ。リーちゃんに聞こうと思ってたことがあって…」

「なんだよ」

「もうすぐ満月じゃない?で、お客さんから、北の外れにあるミドーガリアって村、満月の夜になると女性が全員姿を消すんだって。その調査をギルドにお願いしたいんだけどどうすればいいのかって」

「直接ギルドに行けば、報酬はいくらで誰が払うのかって話になるんじゃないの?」

「そうなんだー。リーちゃん、ちょっと行ってきてくれない?

そのお客さんっていうのが実はその村の村長さんで

今日夜来るみたいだから直接その人に伝えに来て欲しいの。

私、これから仕事でしょ?ね?お・ね・が・い!」

「なんだよ、それ。いいよ、その代わりお店の飲み代は奢れよ!」

「決まりね、ありがと!」

お姉さんは出て行った。

「というわけだ、デンリュウ。ギルドに行こう!」

4人でギルドに向かうことになった。

R7.8.20 加筆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。