痺れ中毒の四川麻婆豆腐
たっぷりの山椒でくちびるが痺れるぐらいの刺激的な麻婆豆腐が好きだ。正確には山椒ではなく、花椒だ。私が麻婆豆腐にハマったのは、同僚が連れて行ってくれた中華料理屋がきっかけだ。そのお店には3種類の麻婆豆腐があった。紅・白・緑の3色(現在は黄が加わって4色)の四川麻婆豆腐。元々、中華は好きで餃子、海老チリ、春巻きには目がなかったが、このお店の紅麻婆豆腐を食べたとき、なんだこれ!痺れが舌を直撃した。痺れの奥からやってくる辛味、そして旨みがすごい!辛いだけじゃなく、ちゃんとバランスよく旨みを感じる。グツグツ煮立った石鍋の中で、大きめにカットされた緑の長ネギと白い豆腐と赤い麻婆が鮮やかなコントラストを表現している。長ネギはしっかり炒められてくたっとしてるのにちゃんと食感が残ってる。一口食べて虜になりました。追加で2杯おかわりをして、その日は名残惜しいながらに帰宅。よっぽどハマったので、翌日に旦那さんを連れてもう一度そのお店を訪れ紅麻婆豆腐を2杯食しました。おかげでお尻が少しヒリヒリしたのはご愛嬌。ここから私は痺れるうまさの四川麻婆豆腐に目覚めたのでした。麻婆豆腐は飲み物と言った人がいるとかいないとか。いやはや、わかりみが深い。人気店はいくつか巡れど、なかなか好みの痺れと辛さと旨みのベストな配合に出会うのは稀。ならば、自分で作ればいい!そう思い立ったが吉日。普段ほとんど料理をしないのに、麻婆豆腐のために中華街の老舗の食品店で本格的な調味料を買い揃え、いざ調理。うーん、惜しい。何かが足りない。辛さは充分、でも旨味が足りない。やっぱりIHでは難しいなとキッチンのせいにして、今日も麻婆豆腐の美味しいお店を探索するのだった。




