持ち掛けられた取引 取引は成立するかしら?
「うーん、武器は要らないかな?」
「私も有るしね、今は必要ないわ」
四人から取引をどうだと言われた、スキルト・アイリア達だが、別に欲しい物が有る訳では無いので取引を断ろうとするのだが。
「なら、要らない武器を売らないか?」
「私達は買い取りもやってんのよ」
「ん~~要らない武器は何か、あったかしら?」
「要らない武器ーー!!あっ!あった」
モリーン、キキ達に今度は不要な武器を売らないかと言われたスキルト・アイリア達。
その言葉に、スキルトはコルトM1900の事を思いだし、早速腰から抜き取り彼等に見せる。
「これはどうですか?」
「この銃は!?」
スキルトが取り出したM1900拳銃を、驚いたように目を丸くして眺めるキキ。
「この銃は見た目はコルトM1900だが、中身はハードボーラーやグリズリーのように頑丈な45口径に改造されているな」
「そんなに凄い銃なの?」
M1900の銃身の穴を見ながら熱々と語るキキに、アイリアはそんなに凄い銃なのかと問い掛ける。
「ああっ凄いな・・スキルト、アイリアちゃん・・・これと俺の7、62ミリ弾200発、そして10ミリ弾50発に加えて連邦ドルで300、どうだ?」
興奮したキキが提示した額に驚く二人だが、悪くない取引だと思って売却を決意する。
「分かったわ、売るわ」
「えっ!まあ売るけど」
「良し、代金だ受け取ってくれ」
アイリアが勝手に売却を決めると、スキルトも自分も売却を決めていたから良いかと、キキに売ると伝えると彼も喜んだ。
「良し、あんた達行くよ」
「また何処かで会おうな」
「じゃあな、元気でなっ」
「また取引しようなっ!」
マータオ、キキが別れを告げると、モリーン、ケルシャも手を振って梯子から一階に降りていく。
こうして、取引を終えた彼等は回収した武器をガソリンスタンド裏の車両にまで運んでいった。
その車両はバイクが二台、バギーが一台、大型バイクが一台で、四台の車両は砂煙を巻き上げながら砂漠の果てに向かっていった。
「良いわね、バギーとかバイクって?」
「そうだね、僕らもあんなのが欲しいな」
アイリアが呟くと、スキルトも車両が欲しいと思い、巻き上げられた砂煙が明るく強い陽射しに薄れて消えていくのを見届けた。
やがて、二人もまたいく宛の無い旅を続けるべく、梯子を降りて一階のガラス扉から外に出ていった。
彼等は宛は無いが、当面の目標である行方不明者の捜索を続けるため、歩いて都市部を目指した。
イモータル・パーティーも地味にだけど、カクヨムで書いてますので。




