飯を食ったら補給だよ 補給しなきゃ駄目よねっ!
「赤蠍の串焼き、赤蠍の唐揚げ、砂色蠍入りスープになります」
蝶々の昆虫人間が料理を運んで来ると、スキルト・アイリア達はトレーに載せられた料理を早速だが口に運ぶ。
「うーむっ!美味い、美味い」
「うーんっ!?美味しーーー」
皿の上に載せられている、五本の串に刺された赤蠍を、バクバクと食べるスキルト・アイリア達。
二人の口に広がるのは、蠍肉のプリっとした食感と甘辛いタレの味である。
次に、二人が食べたのは先程の蠍肉の唐揚げであり、二人の口に今度はジュワリとした脂と共に蠍肉のアッサリとした味が広がる。
「ふ~~美味かったなぁー」
「くぅー美味しいかったぁ」
料理を食べ終えた二人は、代金をカウンターで支払い、次に銃の弾を補給する為店を出ようとする。
「25連邦ドルになります」
「はい、これを」
蝶々の昆虫人間に代金を支払ったスキルトは、アイリアを連れて店のドアへと歩いていく。
「バフライ、休憩しようか」
「はい、コニシ店長」
スキルト・アイリア達が店を出た時に丁度、蝶々の昆虫人間と店長の名前が聞こえてきた。
その後、一階まで下りた二人は雑貨屋にて弾薬を購入するべく、雑貨屋の看板を掲げたクモの巣の張られた店に立ち寄る。
看板には、モンスタースパイダーアラクネ・スパイダの店だよ!と書かれていた。
一番大きな雑貨屋の看板の下には、生活用具、回復薬、蜘蛛の糸、弾薬、等々の小さな看板が小さな箱と共に掲げられていた。
そして、目を引くのは白い蜘蛛の巣に捕まる経営者であろう、真っ黒い蜘蛛型モンスターだ。
恐らく、彼?彼女?が看板に書かれた名前、アラクネ・スパイダ本人であろう。
真っ赤な八つの目は、目の前に立つスキルト・アイリア達に向けられていた。
「いらっしゃい、弾薬ですか?それとも蜘蛛の糸にしますか?」
「蜘蛛の糸?・・いえ、弾薬を頂くわ」
「そうそう、僕らは弾薬を購入したいんだ」
アラクネ・スパイダの問いに、弾薬を欲しがるアイリア・スキルト達。
「45口径、10ミリ、9ミリは有るかな?」
「他にも爆弾とかさっ」
「それでしたら、小箱で・・爆弾なら蜘蛛の巣玉が有りますよ」
弾薬や爆弾を欲しがる、スキルト・アイリア達に、店アラクネ・スパイダは何やら珍しい武器を進める。
「蜘蛛の巣玉?何それ???」
「はい、蜘蛛の巣玉は私特製の丸い手榴弾に少量の火薬と私の蜘蛛糸を積めた爆弾でして・・」
頭に?マークを幾つも浮かべて、首を傾げて凄い不思議がるアイリアに、アラクネ・スパイダは丁寧に説明を始める。
「炸裂すると、半径三メートル以内の敵を纏めて捕まえられます」
「凄いな、二個買おうか」
「そうね、買いましょう」
商品である蜘蛛の巣玉の使い方を聞いたスキルト・アイリア達は、早速購入を決意して二個だけ買う。
「全部で70連邦ドルです」
「はい、これ」
アラクネ・スパイダに、財布から出した代金を支払ったアイリアは、蜘蛛の巣玉を受け取り、スキルトは弾薬箱を受け取る。
こうして、買い物を終えた二人は他の店に向かいたかったが、外に出て仕事を探す事にした。




