町の活気は凄いね そうね凄いわぁ
「さあ~~町の中に入ろうか?」
「そうしましょ、面白そうだし」
スキルト・アイリア達は町の中に入ると、左側のビルは居住区らしく沢山の洗濯物が干され、主婦達がベランダ越しに会話している姿が見えた。
その向かいのビルには沢山の看板が並び、武器屋と防具屋に加えて、食料品店に道具屋等の多用な店が、ビル内に乱立していた。
「どうする・・私達は何の予定も無いよ?」
「うん、そうだね、取り合えず昼にしようか?」
アイリアの質問に、スキルトは右側のビルに、掲げられた飯屋の看板を指差して昼食にしようかと提案する。
『スコルピオン・ファイヤー』
揚げられたり、串に刺された紅い蠍の看板を目にしたスキルト・アイリア達は、早速看板の掲げられているビルの入口を目指して走る。
ビル内に入った二人を歓迎したのは、少し暗めのフロアと、冷房の聞いた涼しい空気だった。
一回は武器と防具の店屋が並ぶコーナーに成っているらしく、武器屋と防具屋が無数に立ち並ぶ。
二人は、ライオンの獣人の経営する武器屋と、猫耳の生えたロングヘアーの女性道具屋を通過する。
「あった階段だっ」
「これで二階にぃ」
フロアの四隅には二階に続く階段とエレベーターが有り、二人は階段を登る。
「あったあった、さあ店に入ろうかな」
「その前にメニューを見ましょ~~」
スキルトは二階のスコルピオン・ファイヤーの扉を見つけると、早速店内に入ろうとするが。
アイリアは入店前に店のショーウィンドーに飾られた、作り物の料理と、その下に名前の書かれている札を眺める。
「赤蠍の串焼き、赤蠍の唐揚げ、砂色蠍入りスープ・・ゴクリ」
「紅蟻の唐揚げに、紅蟻コロッケ、密蟻のソース掛けアイス?」
アイリアが唾を飲み込みながら、ショーウィンドーを眺めていると、その隣でスキルトも料理の模型を不思議そうに眺める。
「うーん、さっき別れる時に貰った報酬も有るし、蠍メニューから頂こうか?」
「蠍メニューから?じゃあ夜は蟻のメニューを食すの?」
店の前でスキルト・アイリア達は、昼に食べる料理と夜に食べる料理を決定する。
「そう言う事に成るねぇ」
「なら夜も楽しみねっ♥」
スキルト・アイリア達は並んで店に入店して、左側の窓側の景色の良い席に座と右側のカウンターを見る。
「いらっしゃいませ」
「いらっしゃいっ」
店長には眼鏡を掛けた店長らしき男性と、板前の派手な色彩の羽の蝶々の昆虫人間が居た。
「奥へどうぞ」
蝶々の昆虫人間に案内された二人は、左側の四角いテーブルが四つ並ぶ様に成っている方へと案内される。
一番扉に近い席に案内された二人は、窓の外の景色をボンヤリと眺める。
「お客様、御注文は?」
「蠍料理の三品を、僕と彼女に頼みます」
「それと、スカイブルージュースを二人分ねっ」
スキルト・アイリア達はメニューから、食べる料理と飲み物を選定すると店員の蝶々の昆虫人間に頼んだ。




