ハイウェイを目指して熱砂を進むよ。 砂漠の暑さは耐えられにゃい・・・
モンスタータウンから都市を挟んで反対側に位置するビルタウンを目指して、ハイウェイまでの砂の積もった道路をトボトボと歩くスキルト・アイリア達。
二人は2匹のデザートキラースコルピオンとの戦いを終えると、死体からフルーレの様な毒針を2本入手して直ぐに行だしたので有った。
「後少しだ・・・」
「後少しね?・・」
乾き切った死体であるスキルトは砂漠の余りの暑さと熱風で喉と胃の中すらカラカラとなり。
アイリアも額から頬へダラダラと汗を垂らし、長い小麦色の金髪も汗で砂埃が付いてベトベトに成って気持ち悪く成っていた。
「あれから?2本、針を手に入れたけど」
「今度の町で売りましょうね?」
スキルト・アイリア達は話し合い不要な針を次に訪れる町、ビルタウンで売り払う事に決めた。
「そうこう話をしていたら目的地に着いたな?」
「そうね・・やっとハイウェイの日陰に着いたわね」
崩れかけたハイウェイまで来た二人は待ち望んでいた日陰の下に入ると腰を下ろして休む、スキルトは大きなコンクリートの塊に座り、アイリアは積み化なさった瓦礫の上に座る。
「疲れた~~あぁ」
「本当に疲れたねー?」
スキルト・アイリアは暫しの間ハイウェイの下で、灼熱の日光と砂漠の砂風を浴びた体を涼しい日陰で休めた。
その後は二人は30分程の時間をハイウェイの下で過ごした、そして体力の回復した二人はビルタウンを目指して歩き出した。
「スキルト?・・私思ったんだけどさ」
「何?アイリア、いったい何だい?」
下の道路を向いて真剣なな表情で突如呟いたアイリアに対し、スキルトは何の用だと思った。
「私さ、帽子が必要だと思うんだよね?」
「帽子?太陽の陽射しは暑いから確かに必要だね・・」
ハイウェイ下を歩くアイリアは、右隣を歩くスキルトに対し帽子の購入を提案した、何故?アイリアはそんな提案を今出したのかと言うと二人がこれまで歩いて来た砂漠と違い、ビルタウンへ向かえば向かう程の陽射しと砂漠の熱気は暑さを増すのでは?とアイリアは思ったからで有った。
「そう、帽子・・私に似合う可愛らしいのが欲しいなっ♥」
「仕方が無いなぁ?君が欲しいと言うなら僕は反対しないよ」
アイリアの我が儘を聞いたスキルトは反対するどころか素直に意見を聞き入れた、彼はアイリアが笑顔に成るなら?それで良しと考えていた。
・・・まぁ、アイリアの言う通りどうせ必要なのは確かだし・・君が幸せなら僕は文句は言わ無いしね・・・
「どした・・スキルト?」
一人考え事をしながら歩くスキルトに横からアイリアが心配をして声を掛ける、すると急に話し掛けられたスキルトは、心臓は既に止まっているのにビックリ!して驚いた。
「!?・・あっ!何でも無いよ?ちょっと考え事をしていただけだから」
「なら良いんだけどさ?それよりアレは何かしらね?」
一瞬だけ驚いたスキルトは考え事をしていただけと答えると、アイリアはそんな事かとスキルトの考えた事を余り気にせずに、前方の遥か先の遠い場所に見える茶黒い塊を見つめた。
その場所までは沢山のコンクリートの崩れた瓦礫と剥き出しの鉄骨、錆び付いた支柱にボロボロに成ってしまった大小様々な自動車の残骸が散乱していた。
赤、青、黒、白、黄、緑、そしてバイク、トラック、軽自動車、乗用車等の車両が無造作に放置されている中を、二人は茶黒い塊に見つからない様に音を立てず慎重に進む。
「アレはっ!この間の・・・」
「私達を襲った巨大熊・・・」
スキルト・アイリアは遠くに居る巨大熊に見つからない様に小声で話す、二人は巨大熊に警戒しつつ、その場から離れて砂漠に逃げようとする。
「ガァ?・・ガアァーーー!」
「うわぁーー!」
「いやぁ~~!」
すると巨大熊は二人に気が付いたのか?大口を開き咆哮を上げた、その様子に驚いたスキルト・アイリア達は急いで砂漠に向かって走り出した。
またツイッター止めた、事情が色々と有って・・




