スコルピオンの襲撃! コイツ等を撃退しよっ!
「クソっ!コイツ等は殻が硬い、アイリア殻の隙間を狙おう」
「そうねっ!スキルトって!?・・・」
スキルトの指示を聞いたアイリアの直ぐ目の前にデザートキラースコルピオンは迫り、ショベルカーのバケット並みの大きさの鋏でアイリアの頭を挟み潰さんと右腕を突き出して襲い掛かる。
「アイリアっ?危ないっ!!!」
「!?」
スキルトが叫んだ瞬間にデザートキラースコルピオンはアイリアの頭を鋏で潰してしまった。
「ふざけないでっ・・」
かに見えたのだが、デザートスコルピオンの右腕の鋏の中で、アイリアは左手に握ったスワッシュバックラーを突き出して、鋏の隙間を狙い刀身を勢い良く突っ込んでいたので、デザートキラースコルピオンに頭を潰されずに済んだので有った。
「危なかったわぁ~」
『バンバンバン!』
デザートキラースコルピオンの鋏に潰され無かった、アイリアは好かさずユーベル・ルガーの45口径弾を撃ち込む。
「!?・・・・・」
頭部に45口径弾を数発撃ち込まれたデザートキラースコルピオンは、痛みと苦しさの余り暴れ回る。
「今の内に!」
「バンバン、バン!」
スキルトも横からサベージを撃ち込みデザートキラースコルピオンの頭部に10ミリ弾を叩き込んだ。
「!?!!!?!!・・・」
『ガタッ・・・』
アイリア・スキルト達の銃弾を頭部のそれも顔面に何発も浴びせられた、デザートキラースコルピオンは力無く重たそうな胴体を、脚より先に道路の上に落とし路上に僅かに積もっていた砂埃を巻き上げて沈黙した。
「!!!・・」
残るもう一匹のデザートキラースコルピオンは、仲間が殺された恨みと怒りで凄まじい勢いでスキルト・アイリア達に襲い掛かる。
『ガタガタガタガタッ』
「さっきと同じで、頭部が弱点だっ」
「分かってる、一斉射撃よ!」
デザートキラースコルピオンはまるでフェンシングの試合で、使用されるフルーレの様な細長い針の付いた尻尾を、高く掲げて二人の内?どちらかを串刺しにしようと素早く突き出す。
「きゃっ?」
「危ないっ!」
『カッ』
尻尾から突き出された一撃はアイリアの額を狙ったものだった、それを庇いスキルトは丸楯を構えて防御した。
「今だっ・・アイリア援護してっ!」
「スキルト!行くよっ」
スキルトは頭を下げ姿勢を低く構えて前倒しに成りながら、デザートキラースコルピオンの顔面目掛けて駆け出して行く、その背後からアイリアは両手に拳銃を構えてデザートスコルピオンの尻尾を狙い乱射する、右手のユーベル・ルガーが銃火を吹き、左手のM39が弾丸を連続で放つ。
『バンバンバン!』
『バンッバンッバンッバンッ』
「!・・・・・・」
デザートキラースコルピオンの尻尾には弾装分の弾丸が有りったけ撃ち込まれたが、一発も長いフルーレの様な針には貫通こそしなかったが、スキルトを狙った突き出し攻撃を止める事が出来た。
「仕上げだぁっーーー」
アイリアの援護射撃の元、スキルトは腰の鞘からブロードソードを抜き取りつつ横から振って、デザートキラースコルピオンの顔面を狙い斬りかかった。
「!・・」
「喰らえっ」
スキルトの胴体を真っ二つに切り刻もうと両腕の鋏を開き掴み掛かって来るデザートキラースコルピオン、しかしスキルトは鋏を交わし懐に飛び込む。
「!?・!・?・」
「終わった・・」
スキルトを捕らえる事が出来ず両腕の鋏を空しく交差させて顔面に、ブロードソードの刃を深々と突き刺されたデザートキラースコルピオンはバタリッ!と大きな音と僅かな砂埃舞い上げて、その場に力無くへたり込み尻尾を後ろに倒して事切れた。
「ふぅ~~~」
「はぁっ・・」
スキルト・アイリア達は砂が多少積もった路上の上にグッタリと座り込んだ、彼等は暫くの間休んで居たが、照りつける太陽の陽射しから逃れる為に再びハイウェイを目指し歩き出した。
皆様、お久し振りです、農家の仕事が落ち着いて来たので投稿しました。




