刀剣屋の変人
「待ってよっ・・刀剣屋さんっ!」
「!?何でしょうか・・・」
アイリアに呼び止められた、ナイフィは後ろに振り向いて声を掛けてきたアイリアの顔を怪訝な顔で見つめる。
「やっぱ買うわっ!その背中の1番長い奴を下さい」
「有り難う御座いますっ!」
ナイフィの背中に背負われた1番長い刀剣をアイリアは一瞬で気に入り、購入しようと心に決めたのだった。
「これはスワッシュバックラー・ハンティングナイフと言う名前でして、ナイフと言うよりはマチェットに近い刀ですね?」
「で・・それは幾らするの?」
長くて大きな黒い刀身のスワッシュバックラーを背中から取りだし説明するナイフィに対し、目をキラキラと輝かせるアイリアは値段は幾らなのかと問い掛ける。
「はい、此方は90連邦ドルに成ります」
「買うわ!」
「即決かよっ!」
ナイフィの提示したスワッシュバックラーの額を、気にする事無くアイリアは購入を即決する、そしてスキルトは高い値段気にする事無く購入するアイリアに対しツッコミを入れた。
「この刀は大きいわぁ!」
アイリアも早速購入したスワッシュバックラの鞘を背中の腰に下げて、鞘の中から刀身を抜き取ると右の腰からサバイバルナイフを取り出して、二刀流の構えを取った。
「えいっ!たあっ!!とぉっ」
「おぉーー!結構様に成ってますね」
「うーん?まあ、そうだな・・」
右手にサバイバルナイフを、左手にスワッシュバックラーを構えるアイリア、そして彼女が子供の様な台詞を吐きつつ殺陣を披露すると、ナイフィとスキルト達は刃に斬られない様に離れた場所から観察した。
「あっ!・・・そのサバイバルナイフは、タントーですよね、S&Wのっ」
「あれっ?それって、アイリアの銃と同じ名前だ・・」
アイリアの振るうサバイバルナイフの形状を観察したナイフィは、その刃に描かれた灰色と黒の縞模様の迷彩柄と黒い柄で構成されたサバイバルナイフが、S&W製のタントーと言う名前で有る事を告げる。
その名前を聞いたスキルトは、アイリアの装備する拳銃と同じ名前だと気が付いて、アイリアの振るうサバイバルナイフを凝視しながら一言呟いた。
「はいっ!タントーとはS&W社製のナイフでして、あの会社は基本的には拳銃メーカーですが護身用やアウトドア用にナイフも製造してますっ」
「それで同じ名前何だな、まあアイリアが嬉しそうだから?僕は何でも良いんだけどさ・・」
サバイバルナイフの説明をするナイフィに対し、スキルトは相変わらずにナイフとマチェットを振り回すアイリアを見つめて話した。
「う~~ん!良い感じぃー」
「そうかい、ならもう行こうか?ナイフィさん・・代金は払いますよ」
「はい、確かに受け取りました、では私はこれで失礼させて頂きますっ」
振り回していたナイフとマチェットを鞘にしまい終えたアイリアが嬉しそうに呟くと、スキルトは代金をきちんとナイフィに支払い互いに別れ様とする。
「御二人共、また会う日まで達者でっ」
「貴女も元気でねーー刀屋さんっ!」
「さようなら、刀剣屋さん」
こうして変人では有るが?質の良い刀剣を揃えた刀剣屋と、スキルト・アイリア達は別れて町の方を目指す。
「変人だったけど人は良かったね?」
「確かにね、刀剣屋さんを名乗るだけは有ったな、あの刀は全部質が良い物ばかりだったし」
砂漠の黄色い土と砂の上を歩くアイリアとスキルト達、やがて二人は町の入り口までたどり着いてジューグ&ヨー狐の店まで真っ直ぐに向かう。
「着いたね、さあ入ろうか」
「ええ、入りましょっ!」
店の前まで着たスキルトとアイリア達は中に入って商品棚の品物を眺める、そこにはサンドイッチとパンが並んでいた。
「何買う?」
「勿論、食料と武器を少し」
スキルトとアイリアは店の中のパンを選んで近くに、重ねて積んである黄色い買い物カゴを1つずつ取ると中に色々なパンを入れて行く。
「パンはこれで良いけどさぁ~武器は何を買うの?」
「武器は・・・と」
アイリアに武器はいったい何を買うのか問われたスキルトは、商品棚に並べられている様々な手榴弾を見て何れを選ぶか悩んだ。
ツイッター再開しました。
しかし、あんな似非保守とは2度と係わりたくない。
左翼より直、質が悪い。




