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ミイラ青年と肉塊少女  作者: ◣₤▧₪▣◢◤◆◥◤₡でぶにゃーちゃん


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33/149

くっくくく熊出たああああぁぁぁ~~!?  熊ああああーーーいやあぁぁーーーー!?

「ガアアアアアアーーーーーー」


「うああっ!!」


「ああ~~!?」


突如シャッターをぶち破って現れた巨大熊は近くに居た、豚の獣人に噛み付いて上半身を噛み千切るとゴクリと喉を鳴らして丸飲みし、今度は茶色いスーツ姿の男の体を鋭く反り曲がった剣の様な爪で力強く引き裂いた。



「たっ!大変だっ!皆逃げようっ!!」


「じゃないと食べられちゃうっ!!」


巨大熊の暴れっ振りを見て恐怖の余り動けずに立ち尽くして居たスキルトとアイリア達は、我に帰ると倒したチンピラ達から拾った重たくて邪魔な銃を捨てて走り出した。



「あっ!奴等逃げやがる!?」


「放っとけ!!熊が先だ~~~~」


『ドドドドドドドドドドドドーー』


『ドンッドンッドンッ』


チンピラ達は巨大熊に応戦するのに手一杯でその場から急ぎ逃げだす、スキルト達を相手にしている余裕は無く応戦虚しく一人ずつ頭を噛じられたり、爪で胴体を真っ二つに裂かれたりして次々と殺されて行った。



「うわーーー!?熊が~~~~!?」


「きぃ~~~~~~~~!!!!!」


巨大熊がトカレフやAK47を撃ってくるチンピラ達に気が向いている内に走り出した三人と一匹達、その中でヨーゼルは後ろをいっさい振り返らずに奥の扉を目指して走る、その直ぐ後ろをキィーキィは着いていく、



「彼処に飛び込むんだっ!!!」


「ええっ!?そうしましょう」


「あの扉だねっ?」


「きぃきぃ~~~きぃ~~~!」


扉を目指して走る三人と一匹達は、やっと扉まで来たが鍵が掛かって居たので拳銃の弾丸をメチャクチャに撃ち込み鍵穴を破壊する、



「開けっ!開いてくれっ!!」


『バンバンバン』


「開きなさいっ!?」


『バンバンバンバン』 『バンバンバン』


焦るスキルトはサベージを撃ち、アイリアはユーベル・ルガーとM39を撃ち込み、

扉の鍵穴が蜂の巣の様に穴だらけに成るまで破壊すると扉を開き急いで中に入る。



「うぎゃあ~~~~~!?」


「あっ!!!・・」


丁度その時に三人と一匹の瞳に巨大熊に食い殺されるチンピラ達の姿が見えた、一人の赤スーツのチンピラは上半身を噛まれて足をバタつかせ、青スーツのチンピラは腹を爪で貫かれて口から血を大量に吐きながら絶命し、ヒョウの獣人は頭を足で踏み潰されていた。



「今の内だっ・・」


「アイツが来ない内に?」


「さっさと行こう!」


「きぃ~~きぃきぃ!?」


扉を開き室内に入り込んだ三人と一匹達は更に奥の扉まで来ると、その扉を開いて階段を下りて再び下水道内に入る、そして彼等三人と一匹は巨大熊が追って来るのではと思い、ひたすら下水道通路を走って行く、



「ここは余り臭くない?・・」


「下水も流れてない?・・・」



本来なら汚水が流れ、鼻を突く非常に臭い匂いが漂っている筈の下水道の真ん中の道を通って逃げる三人と一匹達、その下水道通路を何故ここには汚水が流れていないのだろうか?と不思議がりながらもスキルトとアイリアは走り抜けて行く、



「汚水は何処に?」


「それより熊は追って来てないわよね?」


汚水が流れていない事を気にするスキルトと後ろから巨大熊が追って来ていない事を祈るアイリア、


「汚水が流れていないのは、きっとこの先が封鎖されているからじゃ?・・それと熊はどうやら追って来てない見たいだよ?」


その二人に対してヨーゼルは汚水が流れていない理由は下水道通路が閉鎖されているのでは?と考え、巨大熊の事は後ろを振り向いて先程通って来た通路を見つめて巨大熊が追って来ていない事を確認する。



「きぃ~~~?」


キィーキィは何かを感じたのか?薄暗い下水道通路の奥まで走って行き、スキルト達も急いで後を追い掛ける。



「キィーキィ!?待ってよ~~」


「先に行かないでくれっ」


「待って~~キィーキィ~~!」


必死で後を追うヨーゼルと、その後を走るスキルトとアイリア達、再び下水道通路を走り出した三人と一匹は20メートル程走るとキィーキィが立ち止まり壁に窪みが有るのを見つけた、その窪みには錆び付いた赤茶色の梯子が掛かっており上を見つめるとマンホールの蓋が開き夜空の月明かりが見えていた。



「ここから出られる・・・」


「外は危険・・でも町まで帰らなきゃ?」


「外から風が・・・」


「きぃ~~~~~」


マンホールの蓋が開いているのを見つめるスキルトとアイリアはここから脱出する事を考え、ヨーゼルは外から強い風が吹いて下水通路内に緩やかな風が入って来るのを肌で感じた、キィーキィは外に出られるのが嬉しいのか鳴き声を上げて喜んだ。

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