ワニと蜥蜴
「な~~あ!別に良いだろっ」
「いや?、駄目だよ明日も仕事何だって」
揚げパン屋のザックスと警備隊長ラザリナが揉めていた、そこにスキルトとアイリアは喧嘩だと思い止めに入る。
「あの?・・・喧嘩は止めて下さい」
「喧嘩は行けないよ?、犬も食べないって言うし・・・」
二人の喧嘩を止めようとして、スキルトとアイリアは二人を宥めるが、
「あんっ?・・あんたらか」
「喧嘩じゃあないよっ」
めんどくさそうな顔のラザリナと困り顔のザックス、いったい二人の喧嘩の原因は何なのか?、喧嘩に至った経緯を聞いてみるスキルトとアイリア、
「あの?喧嘩の原因は何ですか」
「もしかして夫婦喧嘩?・・・」
スキルトとアイリアが喧嘩の原因が何かと質問をすると、揚げパン屋の店主ザックスと警備隊長ラザリナは、
「そうだよっ!!こいつが私の実家まで行かないって言うんだよ」
「仕方無いだろうっ皆は僕のパンを楽しみにしているんだっ、だから行けないよ」
そう答えた警備隊長ラザリナと揚げパン屋の店主ザックス、それを聞いた二人はと言うと、
・・・本当に夫婦だったのか!?・・・・
・・・本当に本当の夫婦何っ!?・・・・
と心の中で驚く、そして二人の中を納めようと説得を始めるスキルトとアイリア、
「あの仕事なら?、休んでたまには息抜きも必要ですよ」
「そうよっ?・・仕事より家族よ家族っ!家庭を大事にしなさいなっ」
「君達はいい加減な事を言うが今の次期、後数日で行商人の団体客が大勢押し寄せるんだ、詰まり・・かきいれ時ってやつさ」
スキルトとアイリアの説得に、そう反論するザックス、そして話を聞いた二人は成る程それは仕方無いと思う。
「それなら仕方無いな?」
「仕方無いわね?・・・」
「何を言ってるんだい、こちとら親が早く旦那を連れて来いって手紙を寄越してくるんだよっ」
ザックスの意見に賛同し頷き仕方無いと言うスキルトとアイリア、その二人へと更に反論するラザリナ。
「まあまあ、落ち着いて下さい」
「かきいれ時の次期が過ぎるまでは我慢してね?」
そう説得したスキルトとアイリアに対してラザリナは、
「分かったよ、でもあんた・・私との約束を今度こそ守ってよねっ」
「ああ分かってる、分かってるからレーザーライフルを下げてくれっ!」
分かったと言いつつラザリナはレーザーライフルの銃口をザックスの顔に向ける、そして今度はザックスが怯えながら分かったと答える。
「あんた何時も約束を守って無いんだからね、どうせまた嘘でしょうっ!!」
「今度こそ、きっちり守って見せるよ」
レーザーライフルの引き金に指を掛ける、ラザリナとレーザーライフルの銃口に怯えながら後ろに下がるザックス。
「これは?・・・」
「中が良いのね?」
夫婦喧嘩を続ける二人に呆れ果てしまったスキルトとアイリアは、中が良いから喧嘩を続けるんだろうと思い、その場から離れダイマンの店ブラッドブレットマーケットを目指す。
「まさか本当に夫婦だったとは?・・・」
「あの二人が夫婦だなんて信じられないけどね?・・・」
そう言いつつ、ブラッドブレットマーケットの前まで来たスキルトとアイリアは店の扉を開け入店する。
店内は相変わらず真っ黒いカーテンで窓が覆われており、外からの光が一筋も入らずに夜の様に暗かった、天井からぶら下がった薄明かるい電球が月明かりの如く弱々しい明を灯していた。
「ズュ~~~・・んーーお客さまかっ?」
店内には店主ダイマンは居なく彼の息子か或いは孫なのか?分からないがダイマンに良く似た若い男性が居た、彼は右手に赤い液体の入ったワイングラスにストローを差してそれを啜っていた。
「あの・・ダイマンさんは?・・・」
「あのお爺ちゃんは何処よ?・・・」
店主ダイマンの姿が見えず変わりに居る従業員なのであろう若い男性に、スキルトとアイリアは質問をした。




