前へ目次 次へ PR 9/15 第9話 出会い編アフター その夜のわたしはまだ、 違和感よりも、「好きだよ」の四文字のほうを、 強く抱きしめてしまっていた。 個チャの通知は、前よりも減った。 それでも、ときどき思い出したように、あなたからメッセージが届く。 だいたいは、配信の裏話か、ショップの相談か、 「今日もありがと!」の一言だけ。 「ねえ」 ある夜、わたしのほうから送ったメッセージに、 あなたはすぐ、既読をつけた。 『どした?』 この「どした?」の一言に、前はもっと救われていた気がする。