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ページを閉じた私の向こう  作者: みなありす


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第10話 出会い編アフター

「最近、ちょっと寂しいなって思うことが増えた」


正直にそう打って、送信する。


『え、なんで?』


いつもの軽い返事。

そこでやめておけばいいのに、

その日は、どうしても続きが飲み込めなかった。


スマホの画面だけが、ベッドの上でぽうっと光っている。

部屋の時計の秒針の音が、やけに大きく聞こえた。


「前ほど、個チャも来なくなったし」

「配信でも、あんまりコメント拾ってもらえなくなったからかな」


打ち込んだ文字が、本音に近づいていく。

送信を押す指が、少しだけ震えた。


送ったあとで、やっぱり消せばよかったかな、なんて思う。

それでも、もうメッセージは相手の画面に向かって飛んでいってしまった。


しばらく間が空いてから、

画面に、見慣れた言葉が並ぶ。

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