表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ページを閉じた私の向こう  作者: みなありす


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/15

第5話 出会い編アフター

「今日も人、多いね」


配信画面にコメントを打ち込んで、送信ボタンを押す。

すぐに流れていく文字の帯の中に、自分の一行が紛れ込んでいくのを眺めた。


「うわ、今日もめちゃくちゃ来てる!」

「ありがと〜、初見さんも常連さんも、みんな楽しんでってね」


画面の中のあなたは、前よりもずっとテンションが高い。

名前を呼ばれているのは、見慣れないアイコンばかりだった。


「○○ちゃん、いつもギフトありがとう!」

「××くん、そのコメントおもしろすぎ」


そのたびに、あなたの視線が画面のどこかを追いかける。

そこに「わたし」の名前がないことに、気づかないふりをするのも、だんだん慣れてきた。


「すごいね。バズってきたね」


もう一度コメントを打つと、今度はタイミングよく、あなたの目に引っかかった。


「あ、〇〇(わたしの名前)も来てくれてる!

ずっと応援してくれてるおかげだよ。ありがと」


その一言に、胸の奥がふわっとあたたかくなる。

たぶん、前より簡単に言えるようになった「ありがと」なのに、

まだそれを特別だと思ってしまう自分がいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ