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ページを閉じた私の向こう  作者: みなありす


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第14話 約束のその先編

「これって、わたしじゃなくても良かったのかな」




その考えが一度浮かぶと、


もう、頭から追い出せなくなった。




無給で手伝っていることも、


仕事としての線引きがないことも、


ぜんぶ「好きだから」「応援だから」でごまかしてきた。




でももし、わたしが突然全部やめたら、


あなたは、ちゃんと困るだろうか。




そのとき初めて、怖くなった。




「最近ちょっとしんどい」と打てば、


返ってくるのはいつも「気のせい」「考えすぎ」。


わたしの不安は、「ネガティブな性格」のせいにされて、


本題には、いつも触れられないままだ。




このまま、


わたしの中だけでモヤモヤを育てていったら、


きっと、いつか爆発する。




そうなったとき、いちばん困るのは誰だろう。




「それだけは、やめたいな」




ため息と一緒に、その言葉がこぼれた。

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