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36話 ジジイキャラは大抵強い

◆◆



どうやら、この目の前に居る嬢さんは俺の友達らしい、え?そうなの?


「あー、つまり何だ?俺はお前に記憶を消してもらったって事か?」


「そうよ、何回言ったら伝わるわけ?」


いや信じられんわ、何で記憶消したんだよ俺はよぉ…


「とりあえず…これ、どうぞ」


「あ?んだよこれは」


「建の記憶を封じ込めた本、と貴方が抜けているであろう記憶について書いた物、その感じ約束も忘れてるでしょう?」


「あー、まぁそうだが」


「じゃ、これで、また会いましょうね」


「……そうだな、またなアリス」


そして、俺は【十人ノ原理他者】の基地?拠点?から出た、やりたい事は決まってた、まぁだからやりたい事に集中したかったから記憶を消したのだろうか?


ともかく、俺は教師になる(・・・・・)何年かかろうとも絶対なる


そうして、俺は10人の名前が書かれた本と思い出していた方が良い記憶の書かれた物を持って歩き出す



………あれ?俺今無一文じゃね…?


「アリスー!!金貸してぇ!!!」


アリスにぶん殴られた、いたい






◆


そして、今現在俺は記憶を思い出した、それにつれて忘れかけていた記憶が消されてまもない事もついでに思い出した


「……俺、金返したっけ…?」


本を元の場所に戻しながらそんな不安に駆られてしまう、いや本当返したかが微妙なんだよ

〔常識断(コトワリタチ)〕、こいつの存在も消えてた、こいつがありゃどうにかなってた場面もあるにはあるからなぁ、女体化とか女体化とか女体化とかよ


とりあえず試しに〔常識断(コトワリタチ)〕を使ってみる


そして〔常識断(コトワリタチ)〕を使うと、あれ?


「男に……戻った…!?」


〔常識断〕を解除する、あ女に戻った


おっかしいなぁ、昔使ったみたくストッパーに使ったつもりなんだがな……


「これ、感覚変わってる…?」


正直、男の体と女の体の違いは俺にはあんまない、パワーだって変わってないし、スピードだって普通に出る、ただ、邪魔な物はあるが……だからもうこのままでも良いかなぁ…って思ってる俺がいる、女体化戻す【異能力者】だっておっせぇしよ


俺は窓の外を見る、外はまだちょっと暗いが、もうほとんど朝と言っても過言ではない


「蒼白取りに行きたいなぁ…」


武器はあんま使いたくない性分なのだが、〔常識断〕を使える様になった今は違う、それに美紀さんとか武器使ってるし、なんか教えられるかもしれん


「時間は……あと3時間、拠点まではまぁ行けるとして、雪だな…」


こんな時は〜〜、テレレテッテッテーン、紅葉にまーかーせーるー、と、言いたいところだが、雪が起きてから事情説明してなんとかしよう、最近は紅葉に頼り過ぎな気がする、うん、頼り過ぎだわ


そんな感じで、〔常識断〕を色々試したりして雪が、起きるのを待った



10分くらい経ち〔常識断〕の感覚がそろそろ慣れてきた所で雪がむくりと身体を起こした


「おはよう、ちょっと俺出かけるんだけど良いかな?」


「いってら……しゃい…」


と、言ってまた寝てしまった


ということで、拠点まで全力疾走すること大体30分、〔常識断〕でストッパーを外して走ってみて、わかったことがある、それがおそらく〔常識断〕の使用時間の上限は30分だということだ、これはかなり重要な事なので今わかって良かった


「ずいぶんと久しぶりなんだよな…ここは」


俺はかつての拠点を見据える、前までの姿は面影もなく……あれ?綺麗だぞ?


「数十年だと、思ってるより廃墟になったりしないとかか?」


それか、誰かしらがこの家の権利を永沢から貰ってて、売っぱらったとか、それならそうとう面倒臭い


とりあえず、鍵がさっき読んでいた本に挟まっていたのでその鍵を扉の鍵穴に入れて回す、するとガチャリといって普通に開いた、これ入っても不法侵入で通報されないよね…?


「おじゃましまーす……」


と、一応挨拶しつつ侵入する、侵入だと犯罪では…?


そして、かつての自分の部屋に入り、クローゼットを開けて、鞘に収まっている刀を手に取って鞘から抜く、刀身は過去に見た時より蒼みが強くかかっているかの様に見える


「久しぶりだな、こいつは……いらないか」



蒼白を回収したので部屋から出る、すると


「うおっあ!?」


首もとに向かって、黒色の刃が飛んでくる

それを鞘に収まったままの蒼白で受ける、そして、その出元特定すると大体70歳は行ってそうなおじいさん


「ほほう、この速度に対応できるとは……詩織の奴め…」


「え?先生?」


詩織、と言う単語が聞こえて来たので思わずそう聞いてしまう


「なら、これはどうじゃ?」


と、無視され、俺が聞こえる声で爺さんが言い、俺へと肉薄する、俺は蒼白を抜きそれに対応しようと構えた


爺さんがもっている刀身が黒色の刀をぶん投げっ!?


「うおおあ!?」


それを、〔一式〕で弾き軌道をそらして、俺が串刺しになることは防いだが、爺さんは既にナイフを構えていてそれで俺の目を潰そうとしてくる


「……ッ!クッッソッタレェェ!!!」


〔常識断〕を使い、ストッパーを外して爺さんナイフを持っていた手をサマーソルトの様な形で蹴り上げた、ナイフを落とした爺さんは俺から距離を取りぶん投げていた刀を手に取り、再び俺へと接近する


「ほう、異能を使ったか……それは感心せんな」


そう言った爺さんが言った瞬間、〔常識断〕が解けた


「は!?マジかよ…!?」


俺がとにかく距離を取ろうとするが、爺さんはそれより速く俺に接近し、俺の足に刀を一突きされた

思わず、爺さんに向かって蒼白を振るうが当たり前の様に避けられ


「合格じゃ」


そう爺さんは言い、俺の頭に刀の柄をぶつけられ、俺は意識を落とした

ちょっと1〜10話くらいを修正しようと思います

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