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34話 歴史にない戦争 終幕

前回は第五部です

俺達はその男を見据える

身長が大体2メートルとか言う馬鹿げているほどの巨体男に向かい俺は蒼白を突きつけ、あーそうだな


「公正を乱す者共など斬り伏せてくれる」


「え?決め台詞?」


そうだよ!?なんか悪いかよ!?…いや、なんか言いたくなったんだよ……クッソ


俺が恥ずかしがっていると、巨大男はありえない速度で俺に向かってくる


「っ!稔!俺はこいつ押さえとく!さっさと先行けぇぇ!!!」


「…!!…あぁ!」


稔が巨大男の股を滑り抜け奥へと走っていった


「フッ…相手してやるデカブツ」


「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」


喋れたのかよ!?そんな事を思いながらも振り下ろして来た斧を避け巨大男の首に向かい〔一式〕を放つが


「擦り傷すらつかねぇってなんかのバグだろ!?」


砕け散った地面の破片を巨大男は広い俺に向かって投擲してくる、だがそれは〔三式〕で叩き落とすことが出来た…だが


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」


本命は俺自身だ、そう言わんばかりに巨大男が俺に突進をかましてくる


「ハッ!これを黙って受けれるかぁ!?」


俺はいつぞやの奴から奪い……譲っていただいた拳銃を巨大男の眉間に向かって1発、発砲した


どうやら、弾丸は無視できないようでその1発を斧で防いだ


「隙だらけぇぇぇ!!!」


巨大男が俺を迎撃すべく斧を構え直す、その隙を突き巨大男に肉薄する、そして俺は脇腹に銃口を突きつけ全弾ゼロ距離発砲する


「い゛い゛い゛あ゛あ゛あ゛!!!!」


そんな悲鳴を聞きつつ俺はまた距離をとり拳銃をリロードしていると


「なっ!?」


あいつ斧ぶん投げて来やがった!?蒼白で受け切れるか!?いや受けるんだよぉ!!


「ぐっっっ!!」


蒼白でその斧を防ぎ巨大男を見据えようとするが


「は?いなっ!?」


今度は後ろから殺意を感じ取った俺は前方に駆け出そうとするが、遅かった


「ごっぶっ!?!?」


地面に後頭部を叩きつけられる、さらに巨大男が俺に馬乗りになり顔面を殴られまくる


クッソ、どうする考えろ考えろ……





こんな命の危機なのに俺はふと考えた



【斬撃】で出来る事ってなんだ…?



【斬撃】…つまりは斬る攻撃という事だ、斬るというこの行為を……概念にはする事は出来ないのか…?



そんな事を殴られ続けながらも冷静な頭で考える、クッソ考えても現状は変わんねぇ、なら


「やるっきゃねぇだろ!!」


概念を斬る…じゃあ、概念を斬るなんて出来るわけねぇだろなどという常識(・・)すらを断つ刃という意味を込めこの名を付けよう、この技の最初の対象は……



自分自身のストッパーだ



「〔常識断(コトワリタチ)〕!!!」


俺がその名を叫んだ瞬間、俺はその巨大男を吹き飛ばしていた


「……は?」


思わずこんな声が出てしまう、いや大体2メートルある男吹き飛ばしたら誰でもこんな声出るだろ


そんな事を考えながらも身体を動かしていると、気づくことがある、【異能】が…使えない?幸い、今巨大男は痺れているのか動けていない、巨大男に向かって〔一式〕を放とうとするも放てない……なんで?

だが、恐らくそれは〔常識断(コトワリタチ)〕のデメリットなのだろう、〔常識断〕と〔一式〕などの他の技は一緒には使えない


だが、無論メリットもある、今回俺は〔常識断〕を自分自身のストッパーに使った、人間というものは自身の身体を守るためにストッパーがある、そんな事を聞いた事があったがまさか本当にあったとは……


いや、話題がズレた、とにかく俺は自分自身のストッパーを断った、つまり今の俺は身体能力が比較的上昇しているということだろう、恐らく


「い゛い゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛い゛い゛い゛!!!」


巨大男が斧を振り回しながら俺に突進してくる、だが


「おっっっそいなぁ…」


なんだろう、さっきまでの八分の一倍速くらいの速度だ、流石に余裕を持って避けれる


避け、目の前を通り過ぎようとせんその巨大男の腕を蒼白でぶった斬った


「な!?硬っった!?」


多分骨までは両断出来た、いや一応、人間のストッパー外して思いっ切り振り下ろしたんだがなぁ?


「あ゛あ゛あ゛う゛う゛う゛お゛お゛お゛!!!!」


「な、なんだ!?」


な、なんか筋肉?みたいなのが膨張しまくってんだが…


結果、その巨大男……いや元巨大男と言うべきだろう、その元巨大男は推定筋肉が膨張など身体の変形などが繰り返され今は馬の様な姿をしている……うん、なんで?


「え?なんで?Why?」


俺がそんな事を言っていると巨大馬が俺に向かってガンダッシュ突進をかまして来た


「馬刺し行きだぁ!」


〔常識断〕によって上がった動体視力に身体能力…これなら…!

俺は、蒼白を構え瞑目する


瞬間、俺が馬を馬刺しにするべく斬りつけまくろうと思っていた所で飛行船が揺れた


「おぉっと!?」


稔か、なんとかしたんだな…フッ褒めてやろう、そんな事を考えつつも巨大馬こと馬刺し君を見据える


「こいよ!馬刺し君!終幕(フィナーレ)だ!」


俺の言葉に応えるが如く、馬刺し君が俺に向かって今までとは比べほどにならないほどの速度で俺に突進する


行くぜ!見様見真似だが!時腹詩織式抜刀術!


「抜刀!〔疾風一刀(はやていっとう)〕!!」



瞬間、馬刺し君の首が飛んだ





これにて、「超大規模戦艦・カエルム」は【十人ノ原理他者】が1人【調律者】調停建、廻根稔により、撃墜完了だ




そして、〈人類敵化戦策〉が、終了した


結果は、成功中の大成功、人類は【十人ノ原理他社】を敵と見做し、〈人類敵化戦策〉の記録などを全部消去したらしい

あと、どうやら俺達の顔は見られていない事になっているらしい、まぁアリスの仕業だろう、馬鹿げてる【異能】だしなぁ……それでも永沢だけは顔バレしている、アリスの【異能】でどうにも出来たらしいが、永沢がそれを拒否したらしい



そして、俺は今稔と一緒に空港へと来ていた

巨大男 異能【変幻自在】


結構自由度高めの強異能、今回馬になったみたいに牛にもなれるしなんならトラックとかにもなれたり、でも身長大体2メートルは素のスペック



〔常識断(コトワリタチ)〕


常識断つ斬撃、今回建は自分自身のストッパーを断ち外した、他にも融通が結構効く

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