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31話 歴史にない戦争 第三部

とりあえず首脳を永沢の指定した場所に置いておいた俺達は改めて自己紹介をしようとなった


「じゃあ、改めて……僕は廻根稔まわるねみのる


「ん、俺は調停建ちょうていたけるだ」


「「………」」


沈黙が流れる…まぁ、こいつとさっきまでは殺し合いしてた訳だしな


「調停さ「名前で呼んでくれ」


「……建さんはどんな【異能】なの?」


「言うと思うか?」


「それもそうだ「多分【斬撃】?だな」


「「………」」


「わざとやってる?」


「まさかまさか…その通りだ」


「うし、表でなぶっ飛ばぁす!!」


「上等じゃあ!!」


後に30分くらい殴り合いしてた、喧嘩するほど仲が良いって奴だな!





少し前の事になるが、俺と稔で交わした取引は、3日間一緒に協力をし合おうと言う物である、あと稔の【異能】は【爆撃】であるらしい、別に俺聞いてねぇんだけどなぁ…




そんな感じの事があり、しばらく稔と雑談をしていると永沢から連絡が来た


『最終フェーズ…開始』


と、最終フェーズの開始を永沢は告げた


最終フェーズは、えっと、なんだったか……あぁ、そうそう確か女子供以外半殺しにするんだった




え?ヤバくね?イカれすぎてね?

その最終フェーズの内容を稔に伝えてみると


「え?ヤバくね?イカれポンチ?」


そりゃそんな反応なるわなぁ…と思いつつも俺達は市街地へと向かう







「半殺しだからな、【異能】あんま使うなよ?」


「わかってるって、そっちこそ全殺ししないでよね」


そんな言葉を交わしながらも、1人また1人と殴り飛ばしている、軍人とかでもないただの一般人だからなぁ、そりゃ一方的になるわなって話よ



だが、そんな考えもすぐに変わってしまった





「おいおいおい!!上から爆弾連打ダメだって!!」


「しゃあねぇだろ!!いいから走れぇぇ!!!!!」


そして俺達は何とか一軒家へと身を隠す、いやたった2人のためだけに空襲はダメでしょうよ……いや元々俺達が悪だったわ、ハッハッハ


「おい稔、お前の【異能】で撃墜できねぇのか…?」


「無理だよ……もっと降りて来てくれないと……」


息遣いを荒くし稔と解決策を練る……


結論!走って避けて堕とす!!!


「よっしゃァァァァ!!!やってやるゥゥゥゥ!!!」


「おう、頑張れぇ、ガッツ見せろよー」


どちらかと言うと受けの顔をしてる稔がこんな(走って避けて堕とす作戦)根性論展開して来たので、マジかこいつ、と思ったが俺も大概だと思った、え?何でこんな他人行儀なのかって?いや、だって稔が


「僕……この3日間が終わったら生まれた子供に会いに行くんです…!」


ってフラグ建ててたんだもん、そら傍観者にもなりたくなりますわ……つうかお前結婚してたのな!?


「……俺も行くかぁ…」


実は首脳を指定された場所に置いてしばらくした時に、首脳を回収しに来た永沢と会ったのだが


「刀……刀、ねぇ…俺使えるのかな?」


永沢が


「建のお師匠様からよ、ほら」


と、刀を投げて来た時は驚いた、確かに先生は刀使ってるけど俺も使えるって訳じゃ…

鞘から抜いて見ると刀身が若干青がかっている、その刀の名を、憧憬刀しょうけいとう蒼白そうはくと言うらしい、長ったらしいな蒼白でいっか


「まぁ、チャレンジだな……微塵切りだ野郎ども」


と、俺は蒼白を宙を舞っている飛行船に向け呟いた

憧憬刀:蒼白の作者は花音龍角かのんりゅうかくと言う男性、詩織が使ってる刀は龍角の師匠が作った刀で、自分の師匠への憧れ・・を刀に込めたのが、この憧憬刀:蒼白

え?何で今更建に刀が届いたかって?

最終フェーズは半殺し・・・が条件なので建に【異能】を使わせない為に詩織が例の花音龍角に依頼した、


ちなみに依頼してから二週間で憧憬刀:蒼白を完成させた

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