29話 歴史にない戦争 第一部
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〈人類敵化戦策〉開始からおよそ5分
「ふぅー」
俺は呼吸を整えていた、恐らく人員自体は半分くらいに減らした、あとは軍備施設だけ……
「だったら……よかったんだがな」
俺が、軍隊の基地へ入り俺を最初に出迎えたのは、銃弾の嵐であった
「い、【異能力者】とて、生身の人間……こ、これで死んでないはずが…」
「残念、大ハズレ」
銃弾をぶっ放してきた内の1人の頭を鷲掴みにし、〔二式〕でミンチ肉にする、その光景を見ていた野郎どもは
「ば、化け物め!」
「うて!うてぇ!!」
俺は〔三式〕を展開しながら、そいつらに向かい歩ていく
「遺言は聞いてやろうか?」
そう言いつつも、〔一式〕でそいつらの首を跳ねまくる、だが俺が後ろを振り向いた途端、ナイフが飛んでくる
「っぶないなぁ、誰ダァ?」
奥の曲がり角から、1人の男が出て来る
「こ、ここは、一旦和解できないか…?」
なんというか、印象に残らない、そんなやつだったどこにでもいそうなそいつがそんな馬鹿げたことを言う
「悪いな、俺らのリーダーがお怒りでな」
そう俺が言い放ち手のひらを向けた
だが、俺が〔一式〕を放った時にはそいつは曲がり角の奥へと消えて行っていた
「チッ……あ?んだこれ…?」
どうやら、免許証?の様なものを奴は落として行った様であった
そこには「中島四郎」の名前と生年月日などなどが書かれていた
「ふーん……いらねぇか」
そして、俺はそれを地面へ放り投げ先へと進んで行った
およそ10分にて、俺は軍備施設を全破壊するに至った
「ふぅ、計20分くらいか…?よくわからんが…」
そして、俺が次のポイントへと向かおうとすると、ドォォン!!と、言った様な信じられない銃声が鳴った、何故銃声とわかったかって?目視したからだよ、そして、その銃弾は爆ぜた
「クソッ!?何だ!?」
俺は思わず、バックステップで着弾地点から距離を取る、だが関係ないと言わんばかりにまた銃声が鳴った
だが、今度はどの方角かは見れた……10時の方向…!
俺が、10時の方向へ目を向けるとそこには、大砲と言ってもいいような、巨大なスナイパーライフルを構えたやつが居た
俺は、地を思い切り踏み込み、跳ねるそれで十分、だが空中というものは無防備な物である、そんな無防備な俺を見逃すはずもなく、巨大なスナイパーライフルがもう一度火を噴いた、だが今回のその銃弾は爆ぜなかった、銃弾は真っ二つとなったから…だと思う
「だぁぁぁ!!!スナイプはヘッショ狙えってなぁ!!!」
俺は〔一式〕をスナイパーライフルに向かい放つ、予想通りスナイパーライフルはみじん切りとなった
次は狙撃手だ、と言わんばかりに手のひらを狙撃手ことその男へと向けた
だが、次は俺の手のひらが撃ち抜かれた、その男の手には、先ほど切り刻んだスナイパーライフルほどではないが、それなりの大きさのスナイパーライフルがあった
「がっ!?」
そして、その男はそのスナイパーライフルをぶん投げ、二丁の拳銃を取り出し、ようやく足が地についた俺へと乱射を始めた
1発目は頭を横へとずらして避け
2発目は身体全身を捻りに捻りまくり避け
3発目は足を上げI字バランスの様にし避け
4発目以降はようやく起動できた〔三式〕にて銃弾を叩き落として行った
俺は銃の知識はないが、多分12発くらい打ってた、だったリロードが入る、この隙にと距離を詰めようとするが、その男は持っていた二丁の拳銃を放り投げ何もないところからショットガンのような物を取り出して、俺へとショットガンを放った
「うおぉぉぁぁああ!!!」
それを俺は、わざとこけてショットガンの弾を回避した、だが散弾銃ということもあり、足と頭にカスった
「だがぁ!無問題ぃぃ!!」
そして、うつ伏せにこけた俺は、その男の足を掴み〔二式〕で切り刻む
「っ!!」
そこで、ようやくその男は人間のような表情をした、恐らく痛みにより、その男は後ろへと倒れ込んだ
俺はそいつに馬乗りになり、首に手を当て、叫ぶ
「〔一式〕ぃぃぃ!!!」
ザンッ…と言う音が鳴った気がした、その男の首は身体と分離を果たしていた
「………これ……もらってくぞ」
そう死体へと言い放ち、今は所有者がいない二丁の拳銃の内一つをもらう、弾は中に入ってなかったのでその男の腰にあった弾倉を三つほど貰った
そうして、俺は次のポイントの軍隊の基地へと、俺は軽い足取りで向かった
◇
第一フェーズ開始時刻から10分
私は既に50ほどの基地を潰して行っていた
「これで……52…!」
爆発が起こる、基地が爆発し辺りがちょっと広めのひらけた場所となる
「くぅ………やっぱ言われたことなんて聞くべきじゃなかったかなぁ…」
私こと、信濃永沢は【十人ノ原理他者】のリーダーとして国家の会議などにも参加者するにあたり、謎の薬を投薬されていた、嫌な予感はしたが【超越】の【異能】があるからなんとかなるかな?と思っていたのだが慢心であった
恐らく、国家への反逆がトリガーだったのだろうか、謎の薬には【異能】を無くすそんな効果があったのだ、私自体【異能】が使える前までは病弱でベットの上から動けなかった身であったため、【異能】が使えなくなるイコール【十人ノ原理他者】信濃永沢の死を意味するのだ
だが、ほぼ相殺……いや薬の方が僅かに強いが【超越】のお陰で薬の効果自体は9割9分弱まっている、まぁただ期限を引き延ばしてるに過ぎないけど、今はこれで十分だ
私が今やるべき事を、元はと言えば私がこの戦争の原因なんだから私がもっと頑張らないと
そう、私は私自身を鼓舞し己の身体に鞭を打ちまた53、54と基地を破壊して行ったのであった
◇◇
「〔抹消〕…!」
そう言い、また一つ基地を消す、開始から何分経っただろうか?私はどれほどの基地を〔抹消〕を使い消したのだろうか?いや、考えるだけ無駄ね……次に行きましょう
私は1人心の中でそう呟き、歩々を進めた
「みぃつぅけたぁ……!」
私の背中に悪寒が走った、背中を指でツーとされた様な感覚がした
「…誰よ」
「見つけましたよ、英傑の加護を受けし者の1人……アリス・エドワードさん」
「やぁぁっとぉだよぉ…!」
私は、思わず後退りをしてしまう…いや、これは誰でも後退りする、2人の声的に男はフードを被り仮面もつけていて顔が見れない様になっている
「一方的に知られてるのはアンフェアだと思うの、だから貴方達は何?」
「あら……失礼…申し遅れましたね…」
うーん、と男の1人は考え込む様な仕草をし一拍を置いてこう言葉を紡いだ
「ワタクシのことは「───」とお呼び頂ければ」
「「───」…?」
私が思わず首を傾げてしまっていると、「───」と名乗っていないもう1人の方が私に急接近をかまして来た、思わず私は自身の【異能】で強化に強化を重ねた拳をそいつの顎にかました
すると、そのもう1人の男は白目を剥き動かなくなってしまった、
「で、あんたもするの…?私と」
「フフッ、いえワタクシは“まだ“戦えませんので…ではまたいつかお会いしましょう…」
そう言い、「───」と名乗った男は黒い渦の中へと消えて行った
何だったのだろう、と私は思う、やつ曰く「英傑の加護」が私にどうたらこうたら……いや、英傑って誰だよもっと具体的に言えよ
そんな愚痴を心の中でぶちまけつつ、私は26個目の基地の場所へと向かったのであった
「───」で、隠してますがまぁ大体の方なら気づくと思います、明かしませんけど…
あれ?大体15分で一個って建、遅くね?
と、思った方もいるでしょう、違うんですアリスと永沢が早すぎるだけなんです詩織とか他の皆も10分で一個のペースで破壊して行ってるんです




