28話 始まったカウントダウン
なんかこの作品書いててほんとに学園物でいいのか?と言う疑問が浮かんでくる…
何が起こったのかわからなかった、だが何故か〔一式〕と言う言葉がしっくり来た
俺とアリスを襲って来た男は上半身と下半身が二つに分かれて死んでいた、まぁ自業自得だ、ほら「銃を打っていいのは、銃で打たれてもいい奴だけだ」見たいな言葉あんじゃん、それよ
「おい、アリス起きろ」
俺はアリスの頬をペチペチと叩くとアリスは
「お、おぶって……」
「よし、俺帰るな頑張ってお前も帰ってこいよ」
「あ、まって、ほんとに身体動かないのお願い」
はぁ〜〜〜、とクソデカため息を吐きつつ俺はアリスを背中に乗っけた
「お、重い……」
「おいコラ」
「やめろやめろ髪を引っ張るな」
そう言いながらも足は止めない、時間が人通りの少ない時間と言うこともあって女性をおぶる男性……いや、考えないでおこう、おいなんだそこのカップルまじまじと俺を見つめるな
5分後
俺は、自分の部屋にてベットに寝転んでいた、あの後、いや別におぶる必要はなくね?と思い、アリスを担ぐ形にし家の屋根の上などを飛び越えながら家へと帰ってきていた
こうして、俺とアリスの初任務とやらは幕を閉じた
そこから2年が経った
「はぁ!?【十人ノ原理他者】抜けるってぇ!?」
「いや、まぁ、うん、いや…?」
アリスが俺に詰め寄る形で俺に問いただしてくる、唾が飛んで来てるんだがなぁ……
「いや、まぁやりたい事が出来たもんでな、いつまでも任務やらに構ってる暇はないってこった」
「えぇ、でも2年よ?たったの」
「俺からしたら濃密な2年だったけどな」
簡単に2年の間に何があったかを簡単にまとめると、
・【十人ノ原理他者】に3人の追加参加メンバー
・【十人ノ原理他者】が国家公認組織になる
・師匠がまさかの「剣の旅に出るわ」とか言って出て行った
・【十人ノ原理他者】に対する敵対組織が知らぬ間に出来ていた事(永沢がブチギレして一週間と持たずに全滅した)
と、こんな感じの事が2年の間に詰まっていたということだ
「抜けはしないさ、ただやりたい事が出来たんだ」
「何よ、言ってみなさいよ」
アリスが机に肘をつき、絶対に人の話を聞く態度ではない態度で俺に聞いてくる
「………えーと、あの、その……」
「ん?笑わないから言ってみなって」
「きょ、教師になりたいんだ……」
「………」
「…………」
静寂、それが俺の自室を包み込む、だがそれはすぐに破られることになる
「えwwwマジでwwあハハハ!!!」
「………(スッ)」
俺は、拳を、構えた!
「フフwwちょwごめんてww」
俺は構えた拳をアリスの頭に振りかぶり、避けられた
「チッ、だから言いたくなかったんだクソが!」
俺は自室を出ようとした所で、永沢と鉢合わせた
「建、あぁアリスも居たのね、丁度いいわ」
永沢はそう言い俺達に着いて来いとジェスチャーをし、俺達はそれに従いリビングの席に俺とアリスと永沢を除いた全ての【十人ノ原理他者】が座っていた
俺とアリスも席に着くと、永沢がいきなり説明を始めた
「というわけで、私達は国家を敵に回したいと思います!」
「は????」
全員の声が重なった、そりゃそうだろ国家敵に回すとか言ってんだぞコイツは
「まぁ、理由を説明しますと…」
要するに、俺達【十人ノ原理他者】が国家……いや俺達以外の人類を敵に回す理由とは、
・国家が【十人ノ原理他者】(主に永沢を)を奴隷の様に扱っているため
・国家が【無能力者】を全て排除しようとしているため
・国家が…いや全世界で【異能力者】を利用した戦争を目論んでいるため
・そして、この戦争では【十人ノ原理他者】は最前線に配置され、相手国を滅ぼすか死ぬまで帰還を許さない、とそう指示をされたため
大体でまとめるとこうだ、そして永沢曰く、「私達は治安維持組織であって、何でも屋でもないの」らしいから
「これらの点を踏まえて一回考えてみて欲しい、3分後に多数決を取るわ」
まぁ、俺は至極真っ当だと思う、だが敵に回してからの将来が見えない、なんだ?これからの人生ずっと指名手配生活か?もし、そうなら俺はこの作戦とやらをしない、と思っていたのだが
「では、この全人類敵化戦策に参加してられる人は……挙手を!」
次々と手が上がっていく、そんな中俺は………いや俺も
「…!では、全員が挙手をしたので!我々【十人ノ原理他者】は、これより一週間〈人類敵化戦策〉に向け、準備をしてもらうわ!各自解散!」
そうして、各々が自分が成すべきことを成すための準備に取り掛かった
そうして、あっという間に一週間が経った
〈人類敵化戦策〉第一フェーズは
全世界の軍事設備、及び軍隊を機能停止する事
なお、第一フェーズに関しては範囲が範囲なので各地に1人ずつと広がっている
「確か、開始時刻は………もうじきか」
5、4、3、2、1、とカウントし開始時刻になる
耳に繋がっていた無線から
「作戦……開始…!」
と、永沢から指示があった
これは、歴史に隠れた……いや、隠された、ただ一つの組織が全世界を敵に回した
戦争の始まりである




