27話 俺の【異能】
そんな事があり、俺と師匠は【十人ノ原理他者】とやらに入る事になった、そして俺たちは永沢に案内され今後の【十人ノ原理他者】の拠点に到着した
「じゃあ、ここが今日から私達の家ね」
永沢は、後ろのありえないくらいデカい家を指差しそう言う
「…シェアハウスって感じなのか?」
「そうそう」
そう俺の問いに答え永沢は家へと入っていった、それに俺たちも着いて行った
その後、自分の部屋などを紹介され、自由行動となった、とりあえず俺は自分の【異能】はなんなのだろうか?と検証とかしようとしていたら、突然にドアのノックされた
「?誰だよ…」
俺がドアをノックした犯人を見ると、金髪のロングヘアーをした……簡単に言ったらお嬢様的な女が俺の部屋の前に居た
「……どちらさん?」
「人に名乗らせる時は自分からじゃない?」
あっ、俺こいつ嫌い!俺は後頭部を掻くような仕草をし
「俺は調停建だ……これでいいだろ?で、お前の名前は?」
「私は、アリス・ロドワード貴方達と同じで今日入る事になったの」
「あっそう、じゃな」
俺は、ドアを素早く閉めようとしたところに、アリスとやらが足を挟み込んで来た!?
「……な、何すんだよ…?」
「ふふ、いや永沢が私の部屋は忘れたとか言うからね、あんたのお師匠には断られて……」
俺はドアを閉める力をさらに入れる
「あだ!痛い痛い痛いっての!!!」
さらに力を入れる
「ちょっ!お願い!話だけでも!あっほんといたい」
俺は、ため息を吐き、ドアを閉める力を抜く
「ふー、やっとわかってくれたのね…!」
アリスが俺の部屋に入ってこようとしたので、思い切り蹴飛ばして、アリスが吹っ飛んだ隙にドアを閉めた、鍵もかけた
「………よしっ!」
俺は小さくガッツポーズをし、ベッドに寝転んだ
「お願い〜〜!!!!開けて〜〜!!!」
ドンドンと、ドアを叩く音が聞こえるが…まぁ気のせいか!もう寝よう、なんか疲れた
そうして、俺は眠りに着いた
俺は、身体を揺さぶられ意識を覚醒させた
あれ?と俺は思う、ドアの鍵は閉めたため、誰も入ってこれないはず……俺が自室の机に目をやるとそこに居たのは
「ハロー邪魔してるわ」
アリスが椅子に座り紅茶?みたいなもんを飲んでいた
「永沢呼べ、殴るから」
俺はそう言いベッドに座る形にし、アリスに向き直った
「はぁ、なんで居んの???」
「永沢が「部屋用意するからまってて〜、あ、これこの家のマスターキー貸したげる」って貸してくれた」
アリスは手に持っている鍵を指で回している
「なんで、俺の部屋なんだよ……他の所もあったろ」
「他の人はなんか怖くってぇ…だって【不法者】と【暗殺者】と【罪人】だよ!?怖くない!?」
「?なんだそれ、ニックネーム?」
「あ、知らなかったのね、【十人ノ原理他者】には役職があるの、まぁ名前だけだけど」
「それある意味あんのか?」
「永沢曰く、カッコいいかららしい」
俺が言葉に詰まってると、アリスは続ける
「えーと、永沢が【超越者】、あんたのお師匠が【剣豪】、あんたは【調律者】だったかな?あっちなみに私は【狂信者】」
「そうかよ…」
俺は天井を見上げた、5秒くらい天井を眺めてたら、ドアがまたノックされた
「どーぞー」
俺がそう言うと、俺の部屋に永沢が入って来た
「永沢!私の部屋が出来たの!?」
「いや、まだだけど…」
「じゃあなんの用よ」
アリスが不貞腐れた顔で永沢に聞く
「アリス、建、貴方達に依頼よ」
「依頼?なんぞや」
俺が永沢に聞くと
「私達に依頼が来たの、私は忙しいからアリスと建に行ってもらおうと思って」
「はいはい、わかったわかった、で何すればいいんだ?」
「荒くれ者達が昼夜問わずうるさいからなんとかしてくれだってさ」
そして、俺達は場所を教えてもらい現場に向かった
「あ?やんのか?」
「舐めた態度してんじゃねぇよゴラァ!」
ちょっと近づいただけでこうである、荒くれ者とだけあるな!
「おい、何隠れてんだ出てこい」
「えーこーわーいー」
いや、こいつ多分俺より強いんだよな……
「おいおい、恋人同士で治安維持か?大したもんだなぁ!」
笑い声が辺りを包む、そして一度静寂が訪れ
「舐めてんじゃねぇぞ?」
そして俺が一声かけようとすると、いきなり目の前に煙幕が広がった
「アリス!自分の皆は自分で守ってくれよな!」
大声でアリスにそう言う、返事は返ってこないがまぁ聞こえただろう
それより、俺の周りに居る奴らだなんかヂリヂリみたいな音とかが聞こえてくるんだが?【異能】かな?
次の瞬間、俺の四方八方から鉄の棒やら炎やら氷が飛んで来た、俺はそれを素手で叩き落とし氷が飛んで来た方へと走る
「バレっ!?」
なんか言った気がしたが、逃げようとしたので荒くれ者その1に飛び乗って腹と顔面に3発くらい殴ったら動かなくなった
俺が、荒くれ者その1から退くと、また鉄の棒が飛んで来た、とりあえずキャッチしておいたそして飛んで来た方へと投げ返した
ゴンッ、と音が鳴った恐らく当たったのだろう、煙幕が晴れてきた
煙幕が晴れ、広がっていた景色は、なんと言う事でしょう!アリスがほとんど荒くれ者どもをけちらしているではありませんか!
「やっぱお前のが強いじゃん…」
「ふふーん、まーね!」
アリスが平らな胸を張って自慢する様に言う、そして、いきなりアリスが倒れた
「は?アリス!」
アリスは俺の呼びかけには応じない、アリスに駆け寄ろうとすると、音もなくアリスの顔を覗き込む男が現れる
「………はははっ!!!」
「なに笑ってんだよ」
俺が男に問いかける、男は俺に向き答える
「おや、貴方にも、【異能】が……」
と、言った所で男の動きが止まった
「………まさかまさか…貴方にも“英傑“様の加護が!」
「……は?」
何を言っているんだこいつ状態である、つうか「貴方にも」っつう事はアリスもって事か…?
「いやはや、まさかピースがいきなり2つも手に入るとは…!」
俺は思わず身構えた、だが俺は既に背に壁があった
「……はっ!?ゴフッ!」
痛覚などが遅れてくる、男が俺に向かって手を伸ばしてきた、俺は頭を前にし地面におでこをつける形にし男の手を避けた
そして顔を上げ、脛を思いっ切り殴った、すると痛みを感じたのか男を転がすことができた
男が転がった拍子に男から謎の液体が俺にかかった
「うわっ!?んだこれぇ!?」
だが、いきなり俺の頭の中に、ナニカが流れ込んで来た、男が起き上がり俺に向かい地を蹴り俺へと向かってくる、そして、俺は男に人差し指を向け、何故か浮かんで来たその言葉を呟く
「〔一式〕」
と、俺は呟いた
「恋人同士で治安維持か?」という問いに対して
アリスは「あ?舐めてんじゃねぇぞガキが◯してやる」
建が「これだから脳がねぇ猿は…◯してやる」
って各々思ってました




