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23話 Re.試験の時間 前編

ちょっと今回書きたい事が多かったので前編、後編に分けさせてもらいます

えーと、これで何試合目だったか?俺は倒れている生徒達に目を向ける


「はい、5分休憩ね、ほらほら起きて起きて!」


「せ、先生……も、もう20試合はしてますよ…?」


「経験を1番積めるのは実戦だ、つまり」


「つ、つまり?」


「やればやるほど良い」


俺はそう言って、地べたに座り込んだ





2時間前



「というわけで、お前達は俺と百人組み手ならぬ百回試合をする」


「どういう意味なんです?」


桃矢さんが聞いてくる、他の皆も同じ疑問を持っている様だ


「簡単だ、今日から試験までの一週間、毎日100回試合をする」


「え?」


「マジィ!?」


と言った感じの声が聞こえてくる


「おおまじだ、これが1番早いからな」


そう言い、俺は構える


「……そうだ、俺に勝ったら試合数をマイナス10してやる」


そう俺が言うと、生徒達が一斉に襲いかかってきた





現在





今の所、25戦中25勝0敗…か、まだ4分の1かぁ、俺は息を整えつつ、生徒達に向き直る


「はい、5分終了、よーいどん!」


生徒達が固まって休んでいた所に〔一式〕を打ち込んだ、だが氷の壁とコンクリの壁により塞がれる


「うーん、なら今回はこうかな……」


〔三式〕を結構な範囲で起動する、そこで美紀さんだけが突っ込んで来た、傷はないので、


「異能の影響を受けない身体にでもしたか?美紀さん?」


「どうで、しょうっ!」


大剣が俺に降りかかってくる、〔三式〕を解き、〔二式〕で、大剣の刃をズタボロにする


「大剣までは異能で強化できてないみたいだなっ!」


「ッ!!!」


驚いた顔をした美紀さんを蹴り飛ばす、前までならこれでダウンだったが、今は違う、みんな強くなってるのだ、美紀さんは早めに戦線復帰してくるとして、次は、


「フンッ!」


「でやぁ!」


「だよなぁ!治さんと悠真さんが来るよなぁ!」


治さんと悠真さんが持っていたナイフで切り掛かってくる、恐らく、治さんか美紀さんの異能で作り出したのだろう、だが、


「得物はあまり関心しないぞ」


俺は、2人の手を弾き、ナイフを落とす、2人は苦悶の表情を浮かべつつも、治さんは足を、悠真さんは背後を、そしていきなり身体が重く感じた、幡谷さんだろう


だが、俺は重くなった身体で跳ねた、治さんの足払いは空を切り、俺は身体を捻り背後にいた悠真さんの顔を掴んで思い切り地面へと叩きつける


「ごぶっ!?」


悠真さんがダウンしたのを確認し、辺りを見る


「この時季にこれはやめてくんないかなぁ……」


未来さんと桃矢さんの異能だろう、辺りが炎に覆われる、真夏にこの攻撃はあかんだろぉ!?


「どうですか?この時季にこれはきっついでしょう?」


「そうよそうよ!」


2人が俺にそう言ってくる、なんかムカついたので、〔一式〕を2人に乱射する、ギリギリで避けられるが、体制を崩した


俺はそれを見逃さない、思い切り駆け出した、だがそこで復帰してきた美紀さんと治さんが俺の前に立ち塞がる


「チィ!!どけぇ!!」


俺は、美紀さんが大剣を振ってきたので〔二式〕で大剣を使い物にしなくし、治さんは雑に殴り飛ばした


「くぅ…!」


桃矢さんが、氷の壁を展開する、〔一式〕で砕く、


「みぃぃぃつぅぅぅけぇぇたぁぁぁ!!!」


桃矢さんと未来さんが恐怖の感情を顔に出す


「オラァ!これやめろぉ!!!」


桃矢さんは思いっ切りぶん殴ってダウンさせ、未来さんは桃矢さんほどの力ではないが、それなりに力を入れ殴ってダウンさせた


「ふぅ、これでやっと涼しくなった…」


「ふぅぅぅぅ!はぁっ!!!」


刃こぼれしまくった大剣を俺に大きく振りかぶってきた、俺は腕で受け止め、


「そろそろ沈みな」


と言い、美紀さんの腹をぶん殴った、これでダウンである


………あれ?そういえば裕美さんと千秋さんを、見てないな……


「………フッ、下か」


俺は、飛び上がった、そしていきなり身体が重くなった、俺はそれに抵抗せず身を任せる、そこで下から出てきた千秋さんに向かいダイビングする、


「あいきゃんのっとふらい」


「ふぇっ!?」


ドォォォォン、轟音が鳴り響いた、千秋さんは一撃でダウンした


ん?急に下半身の感覚が……裕美さんか、そしてさらに身体が重くなる、そこに治さんが砕けたコンクリを、投げてくる、異能をつかうまでも……


と、思っていた所で、いきなり飛んで来ているコンクリの数が倍になった、


「!?〔三式〕!」


思わず声に出してしまった、俺に飛んで来たコンクリは細切れになった、そして、幡谷さんと治さんが俺を挟みうちにした、だが、そこで俺は2人の頭をつかみ地面へ叩きつけた、はいダウン


「はい、ラストッ!」


俺は、感覚のない下半身を勘を頼りに裕美さんに突撃し、殴ってダウンさせた、



これにて、26戦中26勝0敗である



それから、大体5時間くらいかな?それくらい模擬戦をし、結果は100戦中96勝0敗4引き分けとなった、俺相手に4引き分けをとっているのだ、十分だろう、俺はそんな事を考えつつ、生徒達に声をかける


「はい、100戦お疲れさん、明日は休みにするから作戦立てるなりなんなりしてくれな、じゃあ、解散」


そう言い、俺は家へと帰った





あれから、一週間が経った、今日は試験の日、今回の試験に俺は慢心はない、心残りも、ない、だからここからは生徒達の選択だ、全力を尽くすか、そうでないか、俺は皆に笑顔で言う


「全部……出して来い!」


「はい!!!」


みんなが一斉にそう言う、今回は、











思い通りに行かさんぞ、【探究する者達】よ

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