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22話 お前は誰だ?

俺は、家の掃除をしながら紅葉に問う


「そういえば、試験ってどうなんのだっけ?」


「え?あんた聞いてなかったの?」


「え?言ってたのか?」


全くもって覚えていない、まあ、あの時の俺の精神は参ってたし、しょうがない、うん


「えーと、一週間後かな?あんたが寝てたせいで私が戦闘も見るハメになったけど」


「あと、一週間ねぇ」


一週間、長いようで短い、残り時間だ


「でも、普通に受かると思うわよ」


「そうか…」


……俺は、一回目の試験を思い出す、あの事件、全ては俺の慢心が原因だ、イレギュラーにも対応できる様に教育をしなかった


「……もうワンランクだ」


「え?なんか言った?」


「もうワンランク、生徒のレベルを上げる」


なら、次からはそうしない様にすれば良い、慢心はもうしない、もう誰も失わない、そして、俺は人が1番経験値の入る方法を知っている、それは……




多分、20分くらい家の掃除をしていた、次から絶対に紅葉を1人に家に上げないと心に決めた、いや、場合によっては仕方ない時もあるな、

俺はそんな事を考えていると、インターホンがなる


「はいはーい」


誰だよ、と言う言葉を心に留め、扉をあける


「フフフ、さぁ!ダーリン、私とあっつい夜……いや、6時はもう朝ね、いや、朝チュンッ!?」


俺はクラウチングスタートの構えをする


「さぁ!ダーリン!私の胸に飛び込んで来てくれるのね!」


駆け出した、多分世界狙えるくらいの速度で駆け出した


大体5分くらい走ってた、俺はコンビニに入る、そして、喉が渇いたのでお茶、朝飯代わりのおにぎりをレジへ持って行き、会計をしてコンビニを出る、そしてお茶を一口、辺りはもう明るくなっている、家に帰るか、俺は歩き出すと、服の襟を掴まれる


「ほぇ?」


「やっと見つけたわ、ダーリン?」


ここから入れる保険を誰か案内してくれ



「はぁぁぁぁぁ、離れてくれ暑っ苦しい…」


「えー、やーだ!離したらまた逃げるでしょ!?」


チッ、バレてやがる、いや真夏だぞ?今、あっついんだわ、この身体の髪長えから切ろうかな


「て、言うか何で俺がダーリンなんだ?人違いって可能性は……」


「ないわ!絶対!だってダーリン、“調停光留ちょうていひかる“でしょ?」


「……は?いや、俺の名前は建だが……」


「もー、嘘つかないでっ!」


いや、嘘もくそもあるかい、え?光留って誰?どちらさん?


「うーん、えーと、すまんちょっと整理させとくれ…」


まず、こいつ……確か雛野だったか?雛野は俺の事を調停光留なるやつと勘違いをしている、は?冤罪じゃん俺、俺が調停建だとわからせるためには……マイナ◯バーを見せれば…いや、今の俺は女だから写真の顔面と今の顔面は違う……くそッ!証明できねぇ!


「とりあえず……帰るか…」


「ええ!帰りましょう!私達の愛の巣に!」


愛の巣じゃねぇよ、そう言って俺達は家に帰った



「たっだいまぁ……」


俺は弱々しい声でそう言う


「?建、元気ない?」


「うーん、元気ないなー…」


「そうなの?なら私が抱きしめて上げるッ!」


そう言った雛野が俺に抱きつく


「………熱い、離れてくれ」


「そ、そうですよ!はーなーれーてー!」


と、雪が雛野を俺から引き離そうとしてる


「うーん、もう仕事行って良いか?」


「このままでも行けるでしょ?」


「動きずらい、離れろ」


「むぅ〜、はーい、わかった」


雛野は渋々と言った感じで離れた、ヨシ!



そして、俺は今日は早めに出勤をした





「はーい、みんな久しぶり〜」


そう俺はみんなに言う、一週間も来なかったんだ久しぶりと言っても良いだろう


「え?どちらさま?」


未来さんが聞いてくる


「やだなぁ〜、俺だよ調停建、思い…」


俺はここでハッとした、俺今男じゃん、みんな事情しんねぇじゃん、やっべぇじゃん


「あ〜、悪いな、まぁ、異能の影響で女体化してる訳だが、分かってくれ」


「えぇ、まじですか…」


などの声が聞こえてくる、ま、信じらんないわな……


「えーと、とりあえず、だ、みんな知っているだろうが一週間後、試験がある」


試験、と言う言葉に未来さんが反応する


「前回の試験……あれは俺の慢心のせいだ、だから俺はお前らを、絶対に負けないくらい強くする」


俺は、生徒達、皆にそう言ったのだった

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