20話 見知らぬ人が!現れた!
ずいぶんと久しぶりの投稿です
それは、私が学園に登校している時に起こった
「すみません…」
「え?あ、はい、なんです?」
一目見て、まず綺麗な人だな、と言う感想が出てくる、そんな人に話しかけられた
「あの、“調停“さん、ってここに居ますか?」
彼女は、そんなことを聞いてくる、この人は先生の知り合いなのかな?的な事を考え、私は
「あー、先生の事ですね、居ますよ。案内しましょうか?」
と、答える
「!じゃあ、よろしくお願いします!」
彼女はそう言い、元々はちょっと暗かった顔を少し明るくし、私の隣に立ち、歩き始めた
この人は先生となんの関係があるんだろう…?
◆
同時刻、調停建は超絶慌てていた
「やっべぇ、やっべぇ、どうしよどうしよ」
本来の性別ではない女性の身体で俺は慌てふためいていた、とりあえず、服問題は何とかなる、問題は授業だ、こんな身体で授業したかない、そうだな、【反転】の異能を持ってるやつでも居れば、秒で解決なんだがなぁ……
まぁ、ないものねだりしてもしゃーない!とりあえず出勤だ!俺はそう思い、先に出て行った紅葉と雪の後を追うのだった
◇
私は、女性に名前を問うてみた、
「名前……ですか?」
「はい、名前です。わかっていた方が良いと思いまして」
「それもそうですね、私の名前は「調停雛野」って言います、よろしく、美紀さん」
「雛野さん、ですね、よろしくお願いします」
そう言い終わったところで、私は、自分が名前を雛野に教えていない事に気がついた、そして、疑問に思った事を思わず口に出してしまった
「……なんで、私の名前を…?」
私がそう問うた時、同時に雛野さんの視線が私ではなく、私達、生徒の通学路を走っていた女性に向けられた
誰だろう?そう疑問が出るよりも早く、雛野さんは駆け出した、すごいはやかった
ハッ、と思い、私も雛野さんを追う、追いついた時には雛野さんは
「ダーリン!!やっっっっと会えたね!!!!!!」
「「え?」」
私の声と、その雛野さんに抱きつかれている女性の声が重なった
「えーっと、どちらさん?」
「もうっ!ダーリンったらぁ、女装趣味があったならいってよねぇ!」
「いや、俺の質問に答えてくれ?」
「私は雛野っ!調停雛野!思い出してダーリン!」
私がそんなやり取りを、半目で「うわぁ……(引き)」の様な視線で見ていると
「み、美紀さん…だずげで……!」
「なんか、いろんな人に名前が知られてる」
そう思いつつ、私は雛野さんをその女性から引き剥がす、その女性の第一印象は可愛い人だなとおもった、綺麗な白髪のロングヘアーに大きい特大メロン……ちょっと羨ましいと思った
「ふぅ、美紀さん、ありがとう」
「えぇ、まぁ、はい、ところで貴女は?」
「んあ?俺?…………そうか、そうだった」
その女性は顔を手で覆い、こう言う
「俺、調停建、先生だよ」
「冗談はその可愛さだけにしてください」
おっと、思わず本音が出てしまった、これが、先生…?嘘…
「俺も冗談だと思いたいわ」
「そうですか……でも、やっぱ先生ですね」
何だろう、雰囲気が、気配が先生と似ている
私はそう思ったので自然とこの女性は先生なんだと、理解した、だが、今はその問題ではない
「ダーリン、女の子になってたのねぇ、可愛い!結婚してぇ!」
「えぇ……」
先生もドン引きである、明らかに面倒くさそうな、そして「こいつやべぇやつだわ」的な視線を雛野さんに向けている、しかし、雛野さんはその視線に対し、快感を得ている様な表情で先生に再度抱きついた
これ、どうするんですか?




