12話 子供って無邪気で可愛いよね、腹黒の奴もいるけど
私は、建の家の前に着いていた、どうやら鍵は開いてるようで、着いたら入って来てくれと、私は扉を開ける
「お、お邪魔しまーす……」
「おっ、来てくれたか!じゃ、先風呂場行っててくれ」
「う、うん…」
私は、お風呂場に向かった、着いた、え?もう服とか脱いでたほうがいいかな?
「すまん、ちょっと遅くなった、じゃ、雪のことよろしく」
「へ?」
「……あの……よろしくお願いします……」
……へ………?
「いやぁ、紅葉が一緒に入ってくれて感謝感謝」
俺は、カフェオレを飲みながらそう呟いていた、だってぇ、流石に、幼女とすっぽんぽん同士で風呂入るのは…ほら…あれじゃん?
しばらくして、紅葉と雪が風呂から上がって来た
「ねぇ、あんた…」
「なんだよ、雪と戯れるので忙しいんだが?」
「子供いたの?」
紅葉がそんな事を聞いてくる、そこで、俺はこう答えた
「今日できた」
「きょ…!?あなた結婚してたの!?」
「バカか、してねぇよ、この子は俺が保護した」
「そ…そうよね…いやなんで保護する流れになってんのよ」
「まぁ、色々あったんだ、そんで、雪と一緒に俺が風呂入るのも、ほら、ちょっと危ないじゃん?だから頼ったって訳」
「そ……そう、じゃあ、帰るわね、」
「おう、明日は俺も手伝いに行くわ、じゃあな」
「え、えぇ、じゃあね」
そう言って紅葉は帰って行った
「飯……飯どうすっか」
俺は料理はしない主義だ、ならいつも何食べてるかって?カップ麺だよ、なんか悪いか
「明日、買い出し行くかぁ、雪?今日カップ麺でいいか?」
「う………うん」
「おっけー、今お湯沸かすから」
そう言い、俺は湯を沸かす、あっそういえば
「俺のことなんて呼んでもらおうか……」
忘れていた、なんか色々あったから俺自身の自己紹介を忘れていた、なんてこった
「あー、雪?今更感はあるが、俺の事は建って呼んでくれ」
「たける…?」
「そうそう、よく出来たな」
そう言って、雪の頭を撫でる、改めて見ると本当に可愛いな、なんというか、ドラマの子役にでも居そうな顔立ちをしている
その後、俺達はカップ麺を食べて、歯を磨き、ベットに入った、俺は床だが
「たける……私が……ベット……で…いい…の?」
「あぁ、大丈夫だ、ぐっすり寝てくれよな」
「う…うん……おやすみ……たける」
「あぁ、おやすみ、雪」
そう言い合い、しばらくするとベットの方から寝息が聞こえて来た、さぁて、俺も寝るか、そう心の中で思い俺は意識を落とした
翌日
「あー身体いってぇ」
当たり前だろ、床で寝たんだから、そう自分にツッコミを入れる、デジャヴか?
「雪は……まだ寝てるか」
俺がベットの上を見ると、すやすや寝てる雪の顔があった、俺は足音を立てないように外に出て、スマホを見る、時間は6時を指していた
「今日は何しようか……」
昨日と違い、今日はやらねばいけぬことが山ほどある、まず、買い出しいって、俺が仕事してる間雪を見てくれる所を探して……あと、あと………なんだっけ?
「とりあえず、中もどるか…」
自分でもなんで外に出たがわからなかったが、とりあえず家の中に戻った
「ん………んぅ……あぇ?」
「あっ、おはよう、雪」
「お…おはよう…たけりゅ」
可愛いかよ、そういや着替えとかも買わねばな…
とりあえず、今日の所はぶかぶかなパーカーを着といてもらおう、うん
「雪、買い物行くぞ」
「うん……うん……」
まだ眠そうだな、顔洗わすか
そして、雪に顔を洗わせ、近くのショッピングモールに向かった、向かっている時にもずっと手を繋いでいたのは、俺からではないとだけ…
「なに…買うの…?」
「とりあえず今月の分の食材と、雪のサイズの服と、あと、病院だな」
痣を治してもらうためにも病院には行かねば、ちなみに、病院には再生系の【異能】をもった人達が医師をしてるので、怪我に関してはすぐ治る、病気は薬もらうが…
そうして、食材を買い、雪の服を買い、病院へと俺達ら向かい、医師にこんな事を聞かれた
「この、痣は貴方が……?」
「違うに決まってるでしょう、もし俺が付けたんなら病院になんて来ないですよ」
「ハ、ハハハ、そりゃそうですよね……なら、どうしてこんなに痣が…?」
「色々あったんです、あまり深くは聞いていただきたくない」
「そうですか……はい、もう治ったよ」
そう医師は雪に言う、治った事がわかるとすぐに俺に駆け寄ってくる、可愛いかよ
「ありがとうは、いいなさい」
「ん……ありがとう…ござい……ました」
「ありがとうございました、では」
そう言い合って、俺達は病室を後にした、すると、電話がかかってくる、誰からだろうか?
「はい、もしも……」
「建!!!あんた!!!手伝いにくるんじゃないの!?」
「あー、あー、すまん忘れてた」
朝のなんかが抜けてたような気がしてたのはこれが原因かぁ、とか思いつつ、病院を出る
「はぁ、まぁ仕方ないから、許してあげるわ、今から来なさいよね」
「え、でも、雪は……」
「き・な・さ・い・よ・ね」
「わかりました…」
そう言うと通話が切れた、はぁ、とりあえず学園に向かおうか
「どーもー、出勤しに来ましたー」
「あ、来た」
職員室内に居た教師全員が俺達の方を向く、いや、正確には雪の方を見ている、俺は紅葉の所まで行き、近くの椅子に腰を下ろす、雪は俺の膝の上にちょこんと座っている、可愛いかよ
「え、調停さん結婚してたのか?」
「お前、子供いるって事はそう言う事だろ」
「でも、指輪はしてなくないか?」
「結婚してたら、指輪してるって訳でもなくね?」
「私、調停さん狙ってたのになぁ…」
「えぇ、そうだったのかよ、お前…」
「だって、顔よくない?しかもシゴデキって感じだし」
「まぁ、確かにそんな感じはあるわな」
などなど、そんな感じの会話が聞こえてくる、雪を連れて来ただけなのに…
「で、紅葉よ、俺は何を手伝えば良い?」
「えー、じゃあ、この書類とこの書類とこの書類と…」
「多い多い多い」
「は?私は昨日、これ以上の数の書類を処理したんだけど?」
「ワカリマシタ、ヤラセテモライマス」
「それでよし」
そうして、紅葉から渡された書類を俺はこなしていく、めんどくせぇ
何時間経ったろうか?雪は俺に体重を預けて寝ちゃってるし、俺も自身の精神面てきな体力が結構削れて来た、体力がぁぁ!
「これで、お終いね、ご苦労様」
「お、おわったぁ?」
「終わりよ、じゃ、私帰るから、あ、あと雪ちゃん多分1人でお風呂入れるわよ、じゃあね」
「お、おう、じゃ…じゃあな…」
づがれだぁぁ、こんな疲れたのは久しぶりである、とりあえず俺は雪を抱っこし、家へと帰った、やっぱ寝顔も可愛いな
「ただいま〜」
「んぅ……うぇ…?」
あら、雪が起きてしまった
「おはよう」
「お…おはよう……」
「お風呂入って来な」
「うん…行ってくりゅ……」
やっぱ可愛いかよ、寝起きになると、ろれつがまわらくなってるのも可愛いよなぁ、しばらくすると雪がお風呂から出て来て、買って来た服を着る、うむ、やはりサイズぴったしだな!さすがは俺!
「ご飯作るか…」
お前、ご飯作れるのかって?フフフ、実は俺の得意教科は家庭科でな、料理など目を瞑っても楽勝よ!
そして、出来たものが「ダークマター」です、あれぇ?おかしいなぁ?俺はハンバーグを作っていたはず…なのに何故「ダークマター」なるものが出来てしまったのだぁ?かろうじてお米とお味噌汁は作れたので、おかずはレンチンして出来たものを出した
「ど……どうだ…?」
「おいしい!」
俺は泣いた、こんな無邪気な笑顔で「おいしい!」など言ってくれるとは……感動ものである、その後は、昼寝してしまい、あまり寝れずにいた雪をどうにか寝かし、俺も風呂に入り寝た、床でな!




