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子供と長老達。
「オネラスめ、向こうに付きおったか」
長老達は悪態をつく。
「如何致しましょう」
別の長老は問う。
子供は悩むフリをした。
「お前達が行けばいいよ」
子供はニヤリとして告げる。
「なっ!」
「そんな!」
「これ、どうぞ」
二人の長老に飲み物を渡す。
残りの長老達はホッとした。
「早く飲みなよ」
脅迫まがいに子供は言う。
それでも躊躇う為、子供はため息をついた。
「早く、飲め」
子供は洗脳で告げる。
すると、彼等は簡単に薬を飲んだ。
身体に異変が起こる。
一人の身体は筋肉が盛り上がり、もう一人はただでさえ痩せた身体が皮だけになる。
二人の共通は目、瞳孔が金色になる。
「指示はお前がやってよ」
残りの長老の一人に命令する。
その三人は部屋から出て行った。
「じゃあ、一度帰るね」
子供は言うと消える。
すると、残りの長老達が息を吐く。
「相変わらずだ」
「我々は道具だ。仕方ない」
「それでも、我らはあの方をお慕えしてるのだ」
そして、一人の長老を見る。
「そなたが羨ましい」
「あの方の生まれ変わりが孫なのだから」
残りの長老達は、一人の長老を見て言った。




