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キーレンは皆と再会を果たします。
光が収まる。
キーレン、とオネラスは洞窟の前に居た。
「さて、じゃあ入ろうかねぇ」
敵対している筈のオネラスが言う。
「ついて来る気なのか?」
「いいの?万が一目覚めてなかったら起こす人居なくて」
「クッ」
悔しい、それは本当なのだ。
「余計な事はするなよ」
「はいはい」
楽しそうに、面白そうなにオネラスは返事する。
二人は歩いて洞窟を進む。
すると、人間界と魔界を通じる魔法陣が現れた。
それはいつでも通れる様に光っている。
二人が乗ると光が増す。
そして、人間界の洞窟の中へ転移した。
「あれ?」
オネラスは軽く驚く。
魔法陣の光が消え、何も無くなったのだ。
キーレンも驚くが、問題は無い。
「あんた、帰るのどうするの?」
冷めた様にキーレンは問う。
だが、オネラスは返事をしない。
「オネラス!」
「あ~、大丈夫。そこは問題無いし」
ニシシとオネラスは笑う。
「じゃあ、行こうか」
オネラスはキーレンの腕を掴むと、速効テレポートした。
着いた場所はキーレン達が居た村の前。
「あっ!」
オネラスは驚いた声を上げる。
入り口から三軒先の宿屋からヘンリー達が出てくる。
「じ、じゃあ帰るね」
冷や汗を垂らしながらオネラスは言うと去る。
そして、キーレンは皆との再会を果たしたのだった。




