表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/247

魔王城のキーレン。

「初めまして、俺の名は…」

「イヴリーズ、魔族は皆知ってるよ」

自己紹介しようとして、イヴリーズは自らの名を相手に言われてしまう。

言ったのはキーレン。

二人には不穏な空気が流れた。

「何の用?」

キーレンは魔王に対して明らかに不機嫌だった。

「俺が君を招きたいと言ったばかりにすまない。きっと無理矢理連れて来られたのだろう」

魔王の謝罪に、キーレンは驚く。

明らかにイメージと違ったのだ。

漆黒の長い髪、漆黒の瞳、漆黒の翼、勇者を捉え監禁。

悪逆非道な魔族の中の魔族、そう思っていたのだ。

姿はその通りだが、悪い魔族というよりも、優しいといった方が正しいかもしれない。

いや、それもフリかもしれないが。

だが、家臣達はキーレンと魔王の面会にいい顔をしていない。

「君には、会ってほしい者がいる」

イヴリーズが言うと、更に家臣がざわつく。

「魔王様!まさか勇者に会わせるつもりですか!」

「そうだ」

玉座に座ったままイヴリーズが家臣に答えると、苦みつぶした顔をした。

家臣は明らかに良しとしてないのだ。

道具だとしても魔王は魔王という事か、キーレンはそう思った。

「ナリス」

「はい」

出て来たのは女性。

魔王が呼んだという事は、信頼されているのか。

「彼の元へ向かう」

「はい」

「キーレン、我々について来なさい」

こうしてキーレンは、魔王イヴリーズと女性ナリスに案内され勇者の元へ向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ