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ヘルグラム四世は最低です。
「君は本当に可愛いね。他の人間は美人ばかりで可愛さを持ち合わせてないというのに」
ヘルグラム四世、もといヘングレムは悲しむ。
勿論、ケルベロスやガルスは彼にとって道具なので気にもとめない。
「ヘングレム様……」
ガルスはケルベロスとヘンリーを連れて戻る。
勿論、失敗の報告も兼ねてだ。
「ここには余程の事が無い限り来るなと言った筈だよ」
ガルスの登場にヘングレムはあからさまに嫌な顔をする。
美形ですらないガルスの事が嫌いなのだ。
「失敗しました」
ガルスは告げると後ろに居るヘンリーとケルベロスが見える様横に避ける。
「ヘングレム、初めまして。君、やってくれたね」
声とは裏腹に、ヘンリーは怒っていた。
ヘングレムの側にアンリエッタを見て更に怒る。
「お姫様にまで手を出すなんてね。どうお仕置きしようか。ケルベロスに噛まれたい?それとも……」
ヘンリーの側にはケルベロス。
そう、ケルベロスはヘンリーの支配下だと思ったのだ。
「お前!私は時期魔族の王となる存在、ヘルグラム四世だぞ!」
「君には魔族の王は無理だよ」
ヘンリーは笑顔で告げた。
「アンリエッタ、僕の目を見て」
アンリエッタはぼーっとしながらも何となくヘンリーの目を見る。
すると、催眠を解かれアンリエッタは本来のアンリエッタに戻った。




