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別れ道で二手に別れます。
「敵は森の洞窟を根城にしておる」
二人がやる気になった所為で話はどんどん進む。
彼等は結局魔族退治をする羽目になった。
「ヘルグラム様を語るなんて許せない!」
「キーレン、落ち着きなさい」
キーレンの怒りに、ヘンリーはため息をつく。
「さあ、行くわよ!」
ノリノリのアンリエッタに、同じくユーフェミアもため息をついた。
彼等はアンリエッタの合図で洞窟に入る。
洞窟は一本道、かと思いきやしばらくすると二股に別れていた。
「どう別れますか?」
ユーフェミアはアンリエッタに問う。
アンリエッタはどう二人づつに分かれるか思考する。
「キーレン、二人の護衛につきなさい」
ヘンリーは突然言った。
キーレンに付けられた腕輪の片方を外す。
すると、魔力の半分程が戻るのをキーレンは感じた。
「女に変化すれば怪しまれない」
ヘンリーはキーレンに呟く。
キーレンは頷くと女に変化した。
顔は中性的で身体も外套で隠しているので変化してもわかりにくい。
「じゃあ、右にいくので三人は左へ」
実質にはどっちへ行っても同じだろうが敢えてそう言った。
ヘンリーは一人歩き出す。
三人ももう片方に向かって歩き出した。




