表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
木の実に転生  作者: B.Branch
30/45

天然は恐ろしい。

まあ、分かってました。

迷いの森に向かって歩いて行くと、当然迷った。


「リク、やっぱり迷ったね」


下を見下ろすと、毛玉の塊がクンクンと地面の匂いを嗅いでいる。


お、もしかして、チビの匂いが分かったりするのか!?

と、期待を込めて見ていると、リクが顔を上げてこちらを見る。


「分かったの!?」


「ワウッ」


リクが自信満々な感じに吠えた。

けど、俺の直感が言っている。今、リクは多分、「ムリ!」と言ったと。


「リク、分からないの?」


「ワウッ!」


「その通り!」って、絶対言ったよね。

どうして、基本自信満々なのかな?


俺の言葉を理解してるっぽいところはかなり賢いのに、リクってなぜか残念臭が漂ってるよね?

まあ、俺はそんなリクも好きだよ。


俺はリクの頭を撫でてやる。


「ワウ〜」

リクが照れ照れと、顔を掻く。


いや、褒めてないよ。

これがバカな子ほど可愛いというやつなのかな。


天然への対処法は"放置"だと、フィーユ姉ちゃんは言っていた。

よし、賢いフィーユ姉ちゃんの教えに従うことにしよう。


「そういえば、チビ、迎えに来てくれるって言ってたな」


どうしよう?

呼べば来てくれるのかな?


「チビ!!ウィルだよ!!会いにきたよ〜!!」


大きい声で叫んでみる。


「ワウッ!」


違うよ。リクは呼んでないからね。

目をキラキラさせて、リクが見上げてくる。


うん、さすが愛玩魔獣だな、手が知らず知らずのうちに頭を撫でている。

天然、恐るべし。


「チビ〜」

早く来て〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ