完璧な計画。
『皆様、不肖私めは皆様の支えもあり、もう一度前を向いて歩いていこうと考えるに至りました。つきまして、より計画を発展、進化させるために新たな企画を立ち上げたいと思います』
そう!!私は立ち止まってはいられないのだ!!
どんなに苦しく辛い道のりであろうとも、私は進み続ける!!
『カリンママ、がんばって~』
『カリン様、新たな企画とは?』
う、ありがとう、二人とも。
こんなアホっぽい宣言に真剣に答えてくれて。
卵たちも楽しそうにユラユラ揺れてくれている。
『(ダメダメな感じでも)レンちゃん、カリンママをてつだう~』
『(意味不明で穴だらけでも)この計画を、精一杯応援します!!』
ん?空耳?二人の言葉の前になにかくっついていたような・・・
気のせい、かな?被害妄想気味だな。
『キリ、じゃあ、お出かけしよう!!』
『お出かけですか?』
『うん、ウィルに会いに行こう!!キリも会いたいでしょ?』
『もちろん、会いたいです!でも、カリン様がウィルになんの用ですか?』
キリが少し心配そうに聞いてくる。
そう!!私はウィルに用があるのだ!!
というより、人間もしくは魔人、いれば獣人やエルフでもいい。
火を使って料理して食事する、という文化的な生活を営んでいるものに用があるのだ。
なぜならば、面倒だからだ!!
稲が生え、さあ、あとは?
乾燥して脱穀して玄米にして白米にする・・・
小麦粉も同じような作業後、粉にする。
さらに醤油、味噌、豆腐ときたら、もうムリ!!
めんどくさ!!ってなるよ!!
解決策はただ一つ。
丸投げだ!!
材料と簡単なレシピを提供すれば、料理好きな人々が作ってくれる!!はずだ!!
これぞ完璧な計画!!
ニヤリ。




