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木の実に転生  作者: B.Branch
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この世界のこと。

私が転生したこの世界には大きな三つの大陸があり、あとは小さな島が点在しているそうだ。


大陸の一つ、ミリュー大陸の中心に私の木はある。

この大陸の中央部は森に覆われ、森の外枠を囲むように、東西南北4つの国が存在する。


ウィルの住む村は、南に位置するパンゴワン王国にある。

村から首都アンペラールまで馬車で10日かかる。


他二つの大陸はミリュー大陸の北に位置するため、ミリュー大陸の南に位置するパンゴワン王国は最も南にある国と言える。


気候風土は穏やかで、人々も穏やかな者が多い。

魔物、魔獣もいるが、彼らが出現し難い土地というものがあるらしく、村や街はそういう所に作られるそうだ。

なので、村や街から遠くなると魔物たちに遭遇することも多くなる。


そして、北に位置する大陸の一つは魔物の大陸として知られ、人型の魔人や魔物、魔獣が主に暮らしている。


以上がチビ改め、キリが簡単に解説してくれたこの世界のことだ。

詳しいことは追々教えてもらうことにする。


『中央の森って小さいの?キリもウィルも割と簡単に聖域に近付いて来たよね?』

『森全体は大きいですが、聖域は言わば隔絶された空間にあるので、行こうとすると迷います。近くて遠いって感じです。資格のある者には近く、ない者には遠いです』


『ふ〜ん、キリは分かるけど、ウィルに資格?』

『僕にもよく分かりませんが、もしかするとカリン様が無意識に呼ばれたのかもしれませんね』


成る程、私がね〜

人に会ってみたかったんだろうな。

で、ウィルが人畜無害そうで都合が良かったと、そういうことかな。


『ところで、カリンママ呼びでいいって言ってるのに。様って堅いよ』

『いえ、先ほどはすみません。精霊様に恐れ多いので、様付けでお願いします』


キリが黄金の体をフルフルさせて頭を下げる。

まあ、強引に進めるのは良くないって教訓を得たばっかりだし、押し付けるのはやめようかな。


『分かったよ。好きに呼んでいいよ』


『レンちゃんはキリに好かれてるから、レンちゃんのままなの〜』


え!?好感度低いと様呼びになるの!?

キリ、ひどいよ〜

っていうか、レンちゃんは私をいたぶるのが好き過ぎません!?

レンちゃんこそをレン(女王)様と呼ぶべきだと思う!!


『キリ・・・私のこと嫌いなの?』

『嫌ってませんよ!様呼びなのは尊敬してるからです。すっごく痛かったですけど、命を救ってもらいましたから』


やっぱり、キリはフォロー下手です。

好きとは言ってくれないし・・・

母は悲しいです。


『カリンママ、可愛そう〜』


おお、あ、憐れまれてしまった。

グスン。

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