それぞれの明日
体調を崩して
長らく放置しておりました
真に申し訳ありません
m(__)m
73話の獣人途中から再開しています。
群島で働く変な人8人
(狼系獣人)に事情を説明して話を聞くと
家族くを解放されるのは嬉しいが自分達は
この島の生活を続ける事を望むとの事でした
願っても無い申し出なので有り難く了承し
その後、他の獣人達にも同じように確認したのですが
全員同じような答えが返って来たのは驚きです
一応、かなり以前から奴隷の焼き印も消して
お前達は奴隷では無く俺の部下だと伝えてはいたのですが・・・
そうそう、蟹のモンスターと戦い殉職した
獣人はタレ耳の犬系獣人で名前がポチ。
家族が旧ギャルソン領に居るとのことなので、旧ギャルソン領出身で同じく犬系獣人のタロと旧メイソン領出身のウルにそれぞれ仲間達の家族についての情報を集めるように頼んでます。
狼系獣人のケンは、獣人部隊の隊長扱いなので群島を離れられない状況です
何故隊長かは、お察しの通り俺が呼び易いに尽きるのですがね
兎に角俺の部下達の家族に対応出来る準備と海賊島の
最終調整の段階に入った事も有り
メリーナ姉さんに頼んでいた家畜の受け渡しを兼ねて
メリーナ姉さんの嫁ぎ先であるクレスタ子爵の領地に向かっている。ミニラにおんぶされながら
「メリーナ姉上、お久しぶりです。お変わりございませんか?」
「ガンジー元気そうですね。大活躍との噂を聞いて誇らしく思ってましたよ」
変わらぬ優しい笑顔で語る姉さん
「こんな若輩に伯爵の貢献とか将軍とか押し付ける、お爺様方や陛下に困ってしまってるのが私の現実なんですが・・」
情けなそうな顔で溢す
「あらあら大変ね。でもガンジーなら大丈夫でしょう?」
軽く流された・・姉さんも変わらないなあ
ドアの開く音で視線を向けると
「ガンジー、夫のシモンよ」
「初めまして、飛龍将軍。シモンクレスタです」
「初めまして、事情が有り結婚式に出席出来ずに申し訳ありませんでした。ガンジークライムです。義兄上」
シモンは優しそうな雰囲気のイケメンだった
「メリーナ、今をときめく大英勇に義兄上と呼ばれるのは
恥ずかしいが嬉しいものだね」
笑いながらメリーナ姉さんに話掛けるシモン
「当然ですわ、自慢の弟ですもの」
仲良さそうなのは良いけど誉め殺しは居心地が悪いよ
「家畜の集まり具合は如何なものでしょうか」
堪らなくなり強制的に話題変更すると
「牛2百頭と豚2千頭は確保してあるよ。3日有ればマルトークに届けられるしね」
笑顔で答えてくれるシモン
「有り難うございます。送り料合わせて幾らになりますか?」
「金貨1250枚だね」
「5日後にマルトークに届けて頂ければ大丈夫ですので」
言いながら白大金貨12枚と大金貨5枚を渡すとサラサラと受け取り証を書いてくれた
テーブルに置かれた蜂蜜の掛かったクッキーをかじりながら
姉さんと話をしている、シモンは気を使って席を外してくれた
「義兄上は優しそうな方ですね、姉上。安心しました」
「シモンは優しいですね、子供がまだ出来ないのが淋しいけれど」
少し俯き加減で話す姉さん
流石にその話題には手が出ないよ・・・
「アリーナ姉さんには内緒ですよ。首飾りでも作って下さい」
笑いながら、大粒の真珠が100個入った袋をそっと置く
「こんなに・・・・」
中を見た姉さんが目を大きく見開いている
「アリーナ姉上なら、普通に足りないわ!後100個寄越しなさいって言われるのが見えるようですけど」
笑いながら言う
「アリーナなら言うでしょうね、きっと。でも本当に貰ってしまっても大丈夫なの?ガンジー」
姉さんの顔に笑顔が戻って良かった
「姉上には笑っていて欲しいですから。そろそろ帰ります」
そう告げて立ち上がった
「ミニラ、今日は一緒に寝る?」
「うん寝る~うれしいパパぁ」
海賊島に向かいながらミニラと話す。最近ミニラとの時間が少ない・・国造りだから仕方ないのだが、忙し過ぎ。
「ヤールー、何か問題は起こって無いか?」
海賊島に着いたので現状確認
「はい、獣人達も全員真面目に作業してますし。人魚達に負傷者も出てません。保護を求めて来た人魚が3千を超えた事くらいでしょうか」
そうなんです・・一目で解る程の増加率。凄い数の裸族の群れが・・
クライムにTシャツと装備品の発注をしないといけないなあ。
焼き印の消し去り作業も有りますし・・ハァ
有難い事に黒組の面々が採集作業をして食料を調達してくれてますし(何とサメンとイカーンでは無く普通の魚介類)を
ヤールーの統率力が上がってます。
将軍昇格しなきゃダメなんでしょうね・・・初期メン会議に期待しても多分満場一致でしょうし。
決してヤールーの能力に不満が有る訳では無いですよ。戦闘面も指揮能力も優れてますから、ただ付加義務がねぇ・・
皆と同じ扱いが原則の人魚ですから・・
「ヤールー、もし将軍に昇格したらうれしいか?」
一応確認しとこう
「えっ?・・・・」
少し考えてから赤くなりながら俯きやがりました
こんなヤールー見た事無いし、イメージ合わねえ!
乙女度欠落の戦闘狂に、戦い以外は興味が無いの言葉を期待したんですけど予想の斜め上の反応が・・
頭の中をダメだこりゃ!の言葉が流れて行きます
「聞いて見ただけだから。気にしないでくれ」
慌てて告げましたがモジモジ上目遣いで見てくるだけ
やっちまったみたいです・・チーン
海賊島は柵も日除け小屋も鶏を個別に飼う小屋も全ての工程が終了して受け入れ体制が整い、移動待ち状態です。
獣人達もムキムキ状態で健康そうな身体付になりしょっちゅう笑い声が聞こえて来ます。心配していた女性獣人達もたまにですが笑えるようになったみたいなので少しほっとしてます。
夜はミニラの頭を撫でながら眠りました。
さあ大移動を始めましょうかね




