表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TSの銀髪美少女は、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)!  作者: 黒猫キッド
第3章・出会う吸血少女と黒猫少年
38/52

38・不意打ち

 シーンが思いついた為、急遽書きましたわぁ!

「がぁ!?」

 バハムートとリヴァイアサンのマガジンをリロードしようとした時、カイルの体に衝撃が走り、数m吹き飛んで、仰向けに倒れた。

 起き上がろうとした時、敵の一人が足でカイルの腹部を踏みつけてきた。バハムートとリヴァイアサンは、倒れた衝撃で落としてしまった。

「ははっ! スレイヤーの一人がこんなザマとは、死んでいったお仲間が、さぞあの世で失望しているだろうな!」

と、侮蔑する様な笑みを浮かべながら、カイルを馬鹿にしてきた。

「……」

 カイルは気付かれない様に、腰のホルスターの回転式拳銃のフェンリルに手を伸ばす。

「どうだ? 降伏して仲間にならないか?」

 そう敵は持ちかけてくるが、カイルはそれに対して笑みを浮かべながら、素早くフェンリルを抜いて、敵に向けた。

「嫌だね♪」

 その言葉を言った瞬間、カイルは敵に向けていた銃身を、僅かにずらして発砲した。


 ドゥン!!!


「!?」

 真上から爆音がして、敵が見上げると、天井のシャンデリアが落下してきた。カイルが放った弾は、シャンデリアと天井を繋いでいる鎖を撃ち抜いたのだ。

 敵が落下してくるシャンデリアに動揺している間、カイルは素早く敵の足から抜け出した。


 ガシャーン!!!


 落下したシャンデリアは、そのまま敵を下敷きにし、敵はそのまま即死した。

 カイルは敵の死体に目もくれず、落としたバハムートとリヴァイアサンを回収した。

「大丈夫、カイル」

と其処に、狙撃をしていたローベルが、心配して駆けつけた。

「ああ。それより大分減ったが、肝心のボス達を殺した、あの大男は…」

「ガァアア!!!」

「!」

「!」

 カイルの言葉を遮る様に、猛獣の様な叫び声が聞こえ、カイルとローベルが其方に視線を向けると、二m程の太った男が向かってきた。

「おいおい…オークみたいな奴がいるぞ…」

「こっちに向かって来る」

 オーク似の男は仲間の死体や冒険者の死体を踏みつけながら、カイルとローベルの方に歩いてくる。カイルとローベルはそれぞれ銃を構えて撃とうとした。その時…


 シュ! バシィ!!!


 紐の様な物がオーク男の首に背後から巻き付き、オーク男は足を止めてしまう。

「カイル! 今のうちだよ!」

「サクラ!?」

 それはサクラだった。サクラはヴァンパイア・ハートを使って、オーク男の首に巻きつかせて、足止めをしたのであった。

「ナイスだ、サクラ!」

 カイルはオーク男の頭部に向けて、バハムートを向けた。


 ダァン!


 一発の銃声と共に、オーク男の額に風穴が空き、オーク男は絶命した。オーク男が死んだのを確認すると、サクラはオーク男からヴァンパイア・ハートを外して回収した。

「助かったぜ、サクラ!」

 カイルに笑顔を向けられ、サクラは照れた様な笑みを浮かべる。


 ドンッ!!!


「…えっ?」

 横から突然衝撃が来た為サクラが横を向くと、何時の何かサクラの横に大男が居た。そしてその大男の手にはナイフが握られており、そのナイフはサクラの腹部を刺していた。

「サクラぁ!?」

 カイルが大声を上げる。その大男はカイルとローベルの仲間を殺し


 刺されたサクラ…どうなる?

 因みにカイルがシャンデリアを撃つシーンは、某吸血鬼映画のシーンのオマージュですわぁ。撃つ直前の主人公の台詞が、(吹き替えでしたが)カッコよかった♪

 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等ありましたら、是非皆さんどうぞ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ