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ABYSS CHRONICLE  作者: 望月 梓
天恵の歌姫に賛歌を
15/19

2日目にしてフレンド4人

涼宮ハルヒのエンドレスエイト見ながらやってたので文章酷いかも...、ですが更新です。


 ちなみに、何故かあったMPポーションについてはチュートリアルで貰えてたプレゼントの中に封入されていたらしい。他にもHPポーションと始まりの紋章というアクセサリーらしきものも入っていた。


 今はHPもMPも無いに等しいので真面目に回復が必要。これからボス戦の時に回復無しで挑むのはキツすぎる。今回で理解、というかもう突っ込まない。

 ウルク鍛冶屋に向かう途中に寄り道として小さなマーケットがあったのでそこで回復系統をざっと購入。あら、お高いのね、MPポーション系だけにするべきだったか?

 とりあえず買ったポーション系で回復して鉱石なしで鍛冶屋に向かう。ピッケルも使ってないわ...。


 前と同じように大通りから外れた道を行くとやはり少し怪しげに見える鍛冶屋を発見。この雰囲気嫌いじゃないよ。


 「おお、兄ちゃん。鉱石はどんな感じだったんだい?あそこのモンスターはめっちゃ強いからなー。逃げてきた感じだろ?」


 「え?マジカルラットは魔法使い全般が面倒くさそうな相手ではあったけど、他のモブはそんなんでもなかったぞ?物理系のやつはケイブバットも面倒くさそうではあるけど。あと、最後の蜘蛛は反則だな。マジでバーサークモードみたいなやつがあるとか聞いてないから。あの死んだフリみたいのマジで許さねぇ、今度あったらポリゴン化させるまで思いっきり弾ぶち込んでやるかんな。」


 「いや、あそこはこの近くでは最難関みたいなこと聞いたんだが。あと、その蜘蛛の情報は初耳だな。これを情報にしたらいい値で売れそうではあるな。」


 「ちなみに証拠が欲しかったら見せるぞ。まだ確認してはないけど最後にドロップ品は全てインベントリにしまったはずだからな。」

 

 「おーおーちょっと気になるな。景気よく開けちまえ。」


 「お前、これは酒じゃないんだから...。まぁいいか、ちょっと待てよ。」


 そう言って左フリックでインベントリのアイテムを入手順にって回復邪魔。単品で表示しないでまとめてくれよ...。

 そして、スクロールを若干するとドロップ品が見えてきた。


―――――――――――――


・ブルームナイフ


 女王蜘蛛(クイーンスパイダー)の毒を取り込んでいる短剣。敵に斬りつけることによって確率で相手を毒状態にすることが出来る。


―――――――――――――


 「また短剣かよ...」


 「あー、お前さん魔法使いだもんな。それにしてもPKで使われそうな剣なこった。」


 「確かにな、いきなりこれで刺されたりかすり傷で毒になったらマジでひとたまりもない。確率なのはそれを考慮した調整かもな。」

 

 「でお前さんこれどうする? こちらとしては買い取りたい気持ちがあってだな。まぁ、いい値段で譲ってくれると。」


 「要らんからタダでいいわ。正直魔法系以外は今のところ興味ないし魔法系に絞ってないと短剣の固有スキル貰っちゃうかもしれないし。」


 そう、このゲームのスキルの配り方はランダムで使っている武器に依存する可能性が高い。だからあんまり武器を変えてるといきなり変えた時に貰いましたとかなったらほんとに泣ける。


 「気前が良すぎるだろうよ。分かった次回の装備品は値引いてでいいぞ。そういえば鉱石はどうした。それを取りに行ったんだろ?」


 「あー、ソノコトニツイテナンデスガネ」


 そこで鉱石を採りに行ったのに岩がなく取れなかった経緯を説明する。


 「こういうことです...。」


 「はぁ...、じゃあさっき上手くいったこれを渡してやる。」


 「マジで!? めっちゃ助かる。ほんとにいいの?」


 「まぁ、さっきのもあるしこれからも贔屓してくれればいいよ。」

 

 俺はクルトというプレイヤーから譲渡申請が来る。こいつの名前クルトだったんだな。クルト、クルトか。なんか昔に嫌な思い出のある名前だけど今は関係ないよな。


 それで貰った装備は魔導の黒衣という装備の一式だった。

とりあえずその場で装備。貰い物だししない理由もないからな。

―――――――――――――


・黒衣の帽子

闇夜を飛び回る黒夜鴉(ナイトクロウ)の羽を利用して作られた、帽子とは言い難い代物。見た目が暗いため夜の隠蔽能力はお墨付き。朝はお察し。


・黒衣のローブ

闇夜を飛び回る黒夜鴉(ナイトクロウ)の羽を利用して作られたローブ。動きやすさを重点に置いているため、防御力は無いに等しい。


・黒衣のブーツ

闇夜を飛び回る黒夜鴉(ナイトクロウ)の羽を利用して作られたブーツ。動きやすさを念頭に置いているためブーツの形はブーツらしくはない。

 

―――――――――――――


 「おー、真っ黒。」


 今俺が来ているのは上から下まで全身真っ黒直前レベルの代物で、正直夜になったら目を凝らさないと見えなそう。


 「素材にしたのが夜にしか出ないただの鴉だからな。正直羽でこんなものが作れるとは思わなかった。」


 「まぁ、割と良さげな性能。おっ鍛冶師が作るとボーナスが付くのか。」


 「あぁ、でも全く同じ名前のやつがNPCの店に売ってたんだが、それにはボーナスなんてものはなかったから、鍛治スキルを持ったプレイヤーが作ることによってつくらしい。」

 

 「ほぉほぉ、じゃあ知り合いの鍛冶師がいる方が有利なのか。チラッチラッ!」


 「はいよはいよ、これからもご贔屓に。でも鍛治の熟練度あげるの割と大変なんだからな。熟練度上げのためになんでもいいから素材は持ってきてくれ。」


 「ほいほい、じゃあこれからの付き合いもってことでフレ登録な。」


 あの3人組とフレンド登録した時のことを思い出し、あの時のやり方で目の前のクルトにフレンド申請を送る。


 「おぅまだしてなかったか。ほいよ、ってお前さんのことはなんて呼んだらいいんだい? ケープロでいいのか?」


 「あー、兄ちゃんでいいや。営業の言い方でいいよ。俺もこっちの方が気軽に接せる。」


 「まぁ、知り合ってこの短さでこんなにフラットに話してるけどな。わかったよ兄ちゃん。」


 こういうと相手は変にむず痒そうにこういった。


 「やっぱ兄っぽくて嫌だからケーちゃんとかにしとくわ。」


 「気持ち悪いからやめろ!」


 「あいあい、分かりましたよ。次までになんて呼ぶか考えとくわ。じゃあな、その時は素材持ってこいよ!」


 こっちも分かったよと心の中で言いつつここを離れる。いい装備というか現時点でのいい装備を手に入れた感じになったから正直嬉しい。

 さて、お馴染みのステータス確認しますか。


――――――――――――


 PN KPro

 所持金:10090リル

 Lv:19

 ジョブ:魔法使い

 HP(体力):76

 MP(魔力):49

 STR(筋力):21

 VIT(耐久力):33

 INT(知力):44

 AGI(敏捷):30

 DEX(技量):34

 LUK(幸運値):26


 SPステータスポイント:(0)


 メイン

 魔法熟練度 48


 パッシブ

 索敵 熟練度 31

 


 スキル

 ファイアボール

 アイスバレット

 ショックボルト

 ファーストエイド

 フロストバレット

 サンダーボルト

 

 サーチ(索敵)

 エコーロケーション(索敵)

  装備

 右:ノーマルロッド(INT+2 MP+2)

 左:無し

 頭:黒衣の帽子 (VIT+2 INT+2)

 胴:黒衣のローブ (VIT+4 INT+1)

 腰:無し

 足:黒衣のブーツ(AGI+2)

 アクセサリー:赤石のクリスタル


――――――――――――――


 ほーこんな感じか。まぁ、ここまでがテンプレ。これから何回言うか分からないけど。


 この黒衣装備はボーナスが付いてるらしいけど正直ボーナスとか書かれてないから分からないのが本音ではある。

 だけどあいつが言ってたから間違いではないんだろうな。

そんなことを思いつつ、もう昼を余裕出過ぎていることを思い出してログアウトするのだった。

 

アイテムについて補足

・HPポーション

60秒間で50のHPを回復するリジェネ効果

・MPポーション

100秒間で20のMPを回復するリジェネ効果

なので途中で切れたわけですね。魔法使い以外はMPポーションを使う人はいません。

索敵等は再使用時間(リキャスト)を過ぎれば何回でも使えます。

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