表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ABYSS CHRONICLE  作者: 望月 梓
天恵の歌姫に賛歌を
12/19

ぬか喜びは自分にとっていいものではありません

最近忙しいので描き貯められてないのです...

定期的に更新はするのでそれで勘弁してください。


 結果から言うと、相手のMPはガス欠した。3匹が同時に打ってたのもあって3匹同時になった。

 かれこれ20分ぐらいは避けてた気がする。被弾数(ミス)は2、フルコンボ狙いたかったね。

 さて、全く魔法を撃ってこなくなったネズミたちは撃てないことに戸惑いつつも自分自身の最後の武器である牙を見せ、こちらへ突っ込んでくる。のだが、


 「まぁ、そりゃそうなるわ。次からは厚着はやめな、ネズミども。やっとお見舞いしてやるわ、「フロストバレット!」」


 ローブに帽子を着込んでさっきまでは二足歩行してるようなヤツらが速攻で噛み付くなんて芸当ができるはずもなく、もはやスローモーションの相手の動きを見てるレベルだ。

 もちろんフロストバレットは全弾命中。最初のネズミのHPは全壊。続けてくる二匹は被弾しながらもこちらへ突っ込んでくる。

 すまんな、こっちも負けてやるわけにはいかん。まだリスポーンは経験したくないのでな。

 

 「さて、最後だ。フロストバレット! フロストバレット!!フロストバレット!!!」


 フロストバレットを3回連続で発動して、まぁ、最後のはちょっと無駄になった気もするけどネズミたちはHP全損。ちょっとの長丁場を疲れのため息と共にやっと切り抜けた。

 クエストクリアのファンファーレともに経験値、お金が表示され―あ、レベルは上がらないんですね―ステータス画面が上書きされる。

 とりあえず、ここまできつかったんだから良さげなのないかなーなんて思いながらドロップ品を見てみる。すると、


 「おい、マジかよ!」


――――――――――――――


・ラットのステッキ


 マジカルラットの愛用するステッキ。このステッキでひとつしか覚えさせてくれない親のせいなのか、スキルがひとつしか打てなくなる代わりに少し威力が上がる。


 選択 ファイアボール

――――――――――――――


 やっとの魔法系武器キター!! なんとも言えないけどこれは全然ありだな。俺フロストバレットばっかり使うし、なんならほかが使えなくても大抵大丈夫だろう。

 さて、ちょっと使ってみるか。俺は今のノーマルロッドをインベントリにしまい込み、ラットのステッキを手に持つ。

 さて、どんな感じになるかな。なんて思いスキル名を言う。


 「フロ、ファイアボール!」


 へ?なんで?フロストバレットを放とうとしたら強制的にファイアボールへ変換された。というか言わされた?

 杖から放たれた火球はいつもと威力が変わったようには見えない。そして別に見た目が変わるわけでもなく、言ってしまえば、威力が上がっていたとしても乱数があるなら誤差の範囲でしかないと思う。

 ファイアボールが発動したのはもしや杖ごとに撃てる魔法固定されてるのか? もしそうだったら...あ、選択のやつも押しても何も無いし変えられない。これは詰みですね。


 「はぁー...じゃあただ使いづらい杖じゃん。最初に打ったやつ固定とかにしといてくれよ。こだわりアイテムみたいにさ。」


 つくづくアイテム運がないな...もう慣れたわ。

 とりあえずエコーロケーションをかけて特定の岩を探す。もうここら辺は取り尽くされたのか?と思うくらい周りには無いのでこれより奥を探すことにした。


 マジカルラットに気をつけながら、ケイブバットや少し武器が立派になったゴブリン、(まぁ、手斧には変わりないが先端が鉄になっていた)そして、最後のクエスト対象であったクモを倒し、(正直あの大きさの蜘蛛には抵抗あったが、ゲームだからとギリギリ割りきれた。現実だったら泡吹いて倒れてるね。)クエストクリアによってレベルが上がった。あー、お金おいし〜


――――――――――――――

 PN KPro

 所持金:12060リル

 Lv:16

 ジョブ:魔法使い

 HP(体力):70

 MP(魔力):40

 STR(筋力):19

 VIT(耐久力):24

 INT(知力):39

 AGI(敏捷):21

 DEX(技量):30

 LUK(幸運値):24


 SPステータスポイント:(60)


 メイン

 魔法熟練度 34


 パッシブ

 索敵 熟練度 28

 サーチ


 スキル

 ファイアボール

 アイスバレット

 ショックボルト

 ファーストエイド

 フロストバレット

 サンダーボルト

 

 エコーロケーション(索敵)

  装備

 右:ノーマルロッド(INT+2 MP+2)

 左:無し

 頭:無し

 胴:無し

 腰:無し

 足:無し

 アクセサリー:赤石のクリスタル



―――――――――――――

 

 知らないうちにレベルも16を超えていた。最大レベル99の大体15%ってそりゃそうか最大レベルから考えたら百分率ですもんね。

 とりあえず溜まったステータスポイントを半分ほどluckに振って、あとは知力と技量に半分ずつ振る。これで相手にめんどくさい敵が出てくることがすくなることを祈るばかりだ。

 その後倒したクモから糸らしき素材をドロップ品から受け取り、先へ進む。この洞窟はもう1時間以上進んでいるが、本当にデカイな、それに入り組んでいる。出てくる敵も割とランダムでマジカルラットにだけ気をつければもう慣れてきた。

 そして、ついに終点が見えてきた。様々なモンスターを掻い潜ってついに辿り着いた最深部。

 目の前には俺の背丈の三倍はある大きな扉。


 「あー、目的のもの無しでボス部屋ですか。」


 推奨レベル等は全く書いてない。というかクエスト表示も出ない。目的は果たせなかったけどボスの面を拝むのもいいだろうみたいな軽いノリで両開きのその扉を力を込めて開ける。ギギギと油の切れた嫌な音を発しながら扉が開ききり中の部屋の全貌が明らかになった。

 俺がその部屋に恐る恐る入ったと同時。

 後ろの扉が勢いよく閉まった。

 え?まじで出れないの?顔みて帰るつもりだったんだけど?

 帰れない動揺が俺の中を右往左往するが、ここまで来たらもうやるしかない。さっきのレベルが上がったことによってMPも満タン。深く深呼吸して気持ちを切り替え前を見る。


 前を見るとそれはいた。身長は自分の2倍程度、さっきやったやつより明らかにヤバい色をしている。そう、さっき。いや、この1戦前と言おうか。2回ほど炎で燃やして終わった最初は昆虫と間違える相当有名な生き物。

 赤い6つの集合した瞳がこちらを見つめ、今にも体から生えた8つの足で襲いかかってくるだろう。

 そう、ここのボスはクモ 正式な名前は相手の上に表示された「毒蜘蛛の女王(クイーンスパイダー)」。

 

 「ボス戦ね、やってやろうじゃねぇか。さて、戦闘開始だ!!」


 こちとらここで負けてやり直すのは面倒なんでな!1発攻略させてもらうぜ!

ラットのステッキは元から選択されたスキルだけ放つことができます。ダメージの補正は1.1倍です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ