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そうぞうしたタンサイボウな異世界で  作者: 吉田玲
チャプター2 仲間を求めて
22/22

1話 お帰りなさい

がばがば設定なんだよね。思い出すまでお兄さん許して

 現実世界へと戻った新海清彦は、今までの起こった出来事を整理すべく自分の部屋へと戻っていた。異世界へと繋がる本の謎、まるでもともと異世界の住人であったかのような人物「フランソワ・ヴィドック」、東条アリスの暴走と超回復能力......。挙げればきりがなく、考えても考えても謎は深まるばかりである。ふと、唐突に思い出したのは自分一人であの本から出てよかったのかということだ。前回前々回は一人で勝手に出ていくと、ほかのメンバーも半強制的に戻ってきたが、気になる点はそこではない。フランソワとかいうあの男はどうやって出ていくのだろうか?おそらく、彼には彼だけが知る方法でこの世界と行き来しているのだと思われる。

 深まるばかりの疑問に思いを巡らせていると、自分の部屋には自分以外誰一人いなかった。遭遇したことないパターンで背中に冷たい汗が滴る。


「どうして、だれもいないの......?」


 頼る知識も、力もない今、自分の力で解決するしかない。途方に暮れて空を見上げれば、黄昏時の空。いや、今日の空模様は妙に恐怖を感じる。逢魔が時という言葉があるが、日が暮れて魑魅魍魎に襲われそうな空模様な気がする。この現実にそのような化け物はいないと分かっているのに、胸の鼓動は早足になってゆく。気分を晴らそうと誰かに話しかけても、一人。なぜかこの時間が一生続くような気がした。時計の針を見ても過ぎたのは5分。本からは誰一人として現れない。

 気を晴らすために一旦外に出てみることにした。信号を渡り、家の近くにあるふれあい公園まで歩いたが、やはりこの世界はどこかおかしかった。

超短いからすぐ読み切れるよね

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