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嵐の日

空が淀み、湿った匂いがしてくる。

落ち着かない。


鳥も猫も人間も…ただ慌ただしくそれぞれの家の中へ消えていく。


どうやら、良くないものが来るらしい。


吾輩も、そっと狭い物陰へ身を寄せた。



こんな日は、好きではない…



そのうち風が唸りを上げ、雨は途切れることなく、大地を叩き続ける。



もう、なんの生き物の気配もない。


世界中が騒がしくなったようだった。


激しい音だけが絶え間なく鳴り響き、眠ことも、叶わない。



吾輩は、ただただ身を丸め、過ぎ去るのを待つだけだ…



………




どれほど時間が経っただろうか。


ふと、耳を揺らしていた風の唸り声が少し遠のいた気がした。


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