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縁側

この縁側には、いつもの人間が座っていた。


動きはかなり緩やかだが、特に弱っているわけではさそうだ。


この人間は、不思議と無理に近づいてこない。

ただ静かに、供物を置いていく。


吾輩が食べていても、何も言わない。

追い払うこともしない。


なかなか、分かっている。


吾輩は、その人間から少し離れた場所で丸くなった。


庭の花が風に揺れている。


人間も何も喋らない。


…悪くない。



もう少しだけ、ここに居ることにしよう。

吾輩は欠伸を一つ。

眠気に身を委ねた…


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