【第三章 第七話 ドルフィーバー解禁】
──さっそく私はお財布(逃走資金として溜め込んでいる隠し金庫のドル)を取りに行きました!
そこは、めーちゃくちゃデカくてめーちゃくちゃ厳重な巨大な地下金庫! 連合国の空襲にも耐えられる政府機関の地下深くにある巨大な金庫室です。部屋はちょっとした倉庫のように大きくて、ひんやりと冷たい空気が漂っています。
金庫の入り口は厚さ数十センチもある巨大な円形の鋼鉄扉。ハンドルをぐるぐる回して開ける例のアレです、まさに絶対に破れない難攻不落の大金庫。
に、既に居ます!
私は麻袋を手にヴェークテルンを見上げた。
ヴェークテルンは無言でピッ! と指を示す。その左手には私と同じく麻袋。
私は指示通りお財布からお金を回収する。鉄の棚の中には数えきれないほどの米ドル紙幣の山。この部屋にある三分の一が私の血液で手に居れたお金だそうで、三分の一を麻袋にバッサバッサと投げ入れていきます。大丈夫、全部私のお金です。
トントン。とヴェークテルンに肩を叩かれた。なになに、なんですか、と差し出された手のひらをみる。
まぁ! なんて大きくてジャラジャラした宝石たち!
彼はニヤリと犬歯を見せて笑い、宝石類を麻袋へ突っ込んだ。三分の一どころか二分の一は盗む気満々だ。もはやドイツの黒制服姿が強盗によるカモフラージュにしか見えない。
ヴェークテルンは一度《空模様の扉》の向こうへ戻ると、五人ほど引き連れてきた。全員ニヤニヤしてる。これは一分の一奪い去るおつもりですね。
根こそぎ奪い取り、執務室に戻り扉を閉めた瞬間。
ヴェークテルンは聞いたことの無い笑い声をあげた。
「イーヒッヒッヒッヒッヒッ!! に~ッ、に~ッハハハハハハハハハハッ!!!」
悪党だ……。
◇
さぁついに来ましたよ!
アメリカ、ニューヨークのタイムズスクエアに!
ドイツ軍人百二十“二”人が、全員私服で敵国の夜のタイムズスクエアに居る!
空襲を恐れて夜は真っ暗になるのが当たり前のヨーロッパとは違う。ここは夜だというのに、まるで真昼のように明るい!
色鮮やかな巨大ネオン、ある看板では巨大な男の顔が本物の煙の輪を空へ向かって吐き出し、ある看板では真っ赤な文字で『コカ・コーラ』と描かれた電飾がチカチカと瞬いていた。 赤、青、黄色。星空すら塗り潰すような極彩色の光の洪水。
スゴーーーイ!
勝てるわけが無ーーーい!
私含む百二十二人の軍人たちは呆然と立ち尽くした。
絶え間なく行き交う黄色いタクシーのクラクション、どこかの劇場から漏れ聞こえる陽気なジャズのメロディそして平和を謳歌する群衆たちの笑い声。
風に乗って甘ったるいポップコーンと、焼けた肉、ホットドッグだ! 香ばしい匂いが胃袋を刺激して止まらない! 配給の薄いスープと黒パンばかりを齧っていたからこそ、暴力的なほどの『豊かさの匂い』にギュッと鳴った。
私達は合図もなく各々自由に動き出す。
全員集まると不自然だと分かっているのに、何故だか全員が友達の隣に並びギャーギャー騒ぎだした。
──ドイツ語で。
「うわヤッベェ絶対勝てねぇよこれ!」
「映画! 映画! デデニー観たい!」
「待てカルロ美女についていくんじゃねぇ!!」
「おいゴルァルカァ! 俺の財布返せオイッ、ルンベン(スリが)!!!」
スパイ失格! 最後の怒声はヨハネですね。
こんな姿にはかのファフニール中将殿も……あ、酒屋に真っ直ぐ向かわれた。我が国の《アイギス》が、竜が、アメリカ産の上質なウイスキーが山のようにうられているショーウィンドウに吸い寄せられていった。
私は、なんとなくヴェークテルンを見た。彼は同じくドイツ人将校の知人と会話をしている。あのヒトは通信兵の一人で能力は無い、金髪碧眼のまさにアーリア人。歳も近いので二人はよく話していた。
何を話しているのかな、気になるけど、私はペネロペちゃんに腕を引かれて隣に並ぶ。
「白雪姫観た~い!! あとポップコーンと一緒にコーラ飲みたい! 待ってチキン食べる先にチキン食べる」
やはり竜はお肉が大ッ好きで、黒と白のオッドアイを輝かせながら屋台スタンドへ吸い寄せられていた。
私は隣を過ぎ去る『アメリカ軍の制服を着た敵兵』をちらと見る。休暇中の水兵だ。
不思議だなぁ、別の場所で出会えば殺し合いがはじまるなんて。
◇
【ヴェークテルン・シュミート視点】
こんな国に勝てるわけが無いな。さっさと降伏した方がいい。
タイムズスクエアの中心ビルの外壁に、帯状の電光掲示板が輝いていた。最新のニュースが文字となって流れ、この国での報道がどうなっているのかが読める。簡単な英語しか読めないがおおよそ理解できた。
俺は隣を見る。お前は通信兵なんだ、わかるよな?
彼は淡々と事実を口にしていく。
「ヴェーク、これは、戦況は、もはやこの国にとっては『娯楽』でしかない。情報網、電力、そして圧倒的な工業力と豊かな食事、最初から土俵にすら立ててなかったんだな」
ドイツではラジオも新聞も情報が完全に統制されていた。国民には『ドイツ軍は連戦連勝だ』という嘘しか流れていない。しかし、この電光掲示板には『どこで船が沈んだ、どこで戦闘があった、どこで《アイギス》が現れたか』客観的で生々しい事実がリアルタイムで流れていた。
彼は掲示板を見上げながら続ける。
「正直、俺はお前と反乱起こすのはまだ迷ってた。二年間で決めようと思った。今決めたわ、俺は家族のためにさっさと終わらせないといけない」
ばしん、と肩を叩かれた。
「酒飲もう」
「酔いつぶれたら置き去りにするからな」
「マジでやめて?」
にゃははッ。敵国にパスポートも身分証も無しで置き去りか、俺なら死を受け入れあの高いビルから飛び降りるだろうな。
◇
【ヨハネ・ド・ブジョワ視点】
俺は駅前で新聞を手に取った。
ああ、足元には気絶したルカがいるけど、通りかかる女性に何度も声をかけられたけれど、女性の集団からジッと見られているけれど、無視して新聞を広げる。
しっかし周りが騒がしいな。
「映画俳優?」
「撮影中かな?」
「足元アレ大丈夫?」
俺は足元のルンベンを見下ろし背中を踏んづけ揺さぶる。それだけで女性たちがキャーッと騒がしくなったので、警察を呼ばれる前に目を向け人差し指を口に添えた。余計にギャアアアとなってしまった。
目覚めたルンベンはハッと起き上がる。
「図書館に興味はあるかな?」
「んェッなに? え? なんかめっちゃ見られてね?」
「行くぞ」
すたすたと前へ進み、俺は通りかかった女性の左手を見る。指輪してるね、行こう。
「ボンソワール、マダム。この辺りに大きな図書館はありますか?」
「エッあります!」
「方角は?」
「あ、っちの通りを進んだら……四十二丁目に」
指の方角を見た。
「メルシー」
立ち去ると後ろからルンベンが拳を握った気がしたので、念力で防御。ガンッ! と痛々しい音が聞こえた。
「クソがッ!! そうだったなお前は顔のいい、いけすかねぇフランス貴族!」
「それ以上喋ると気絶させて朝まで放置する」
「申し訳ありませんでした大尉殿」
◇
大理石の階段を上り、重厚な扉を抜けた先にある『ローズ・メイン・リーディングルーム(主閲覧室)』は、まるで宮殿か大聖堂のようだった。
遥か頭上には金箔と美しい絵画で彩られた高い天井が広がり、巨大なアーチ状の窓からは柔らかな光が差し込んでいる。見渡す限り並べられた長大なオーク材の机と、そこに取り付けられた読書灯。古い紙とインク、磨き上げられた木の香り、それらが整えられた静寂の中で心地よく漂っていた。
その壮麗な空間の片隅、一番端の席で。
ヨハネは高く積み上げた新聞や分厚い専門書を広げ、ランプに照らされながら無言でページを捲っていた。伏せられた長いまつ毛と、知性を帯びた蒼い瞳。ただ本を読んでいるだけだというのに、中世の宗教画から抜け出してきたかのようなその圧倒的な美貌は、静かな図書館の中で異様なまでの存在感を放っていた。
おかげでヨハネの座る長机の周辺だけ、明らかに人口密度が高かった。本を探すふりをして何度もヨハネのそばを行き来する女性や、熱を帯びた視線で彼をチラチラと盗み見る女子学生たち。静粛が絶対のルールである図書館だというのに、彼女たちの押し殺したような黄色い溜息が、そこかしこから漏れ聞こえてくる。
当のヨハネ本人は、周囲の熱視線など文字通り一ミリも気に留めず、淡々と敵国の情報収集に没頭していた。
俺はこういう図書館の香りが幼い頃から好きだった。実家の地下にある貯蔵庫は本がずらりと並んでいて、毎日毎日端から順番に紙を捲っていた。親からも下の兄弟からも近づくなと言われていたしね。
ああ、ドイツとは違うな。思想統制による本焼きが行われているドイツとは何もかもが違う。ここには世界中のありとあらゆる真実が、誰にでも平等に、そして無尽蔵に開かれているなんて。
俺の視界の端でルカが足かっぴらいてしゃがむ。どうしたと目線を送ると。
「ハッ! はんっ! 憂いを帯びたミステリアスで無口なフランス人、しかも信じられないほどの美形様が優雅に図書館で情報収集! こっから見ると映画みてぇだなぁクソ!」
「静かにしてろ」
「お前が女だったら喜んで隣に座るのによぉ!」
「一人でどっか行ってろ」
目線を新聞へ移した。発音は覚束ないだろうけど、英語ぐらいなら読める。ラテン語の本も置いてあったから気になったけど残念ながら時間がない。短時間で可能な限り読むなら寄り道はできない。もしくはシェルピェンにお願いしてここまで扉を繋いでもらうか……ああ、そうしよう。
新聞や戦況図を見る限りドイツの崩壊は近いな。ドイツ軍の実際の被害状況がよぉくわかった。にしても、能力者だけを集めた特別な部隊の情報が多い多い、新聞の広告塔にもなっているらしい。……『HERO』ね。翼を持った仮装集団が。
「ん?」
とある新聞の写真を凝視する。
「……ぇ、あ。ルカ」
俺はいつの間にか隣で一緒に新聞を見ていたルカに見せつけ、とある人物を指差す。
「《エドワード・バイロン》だよね?」
「アッ??!」
やっぱりそうだ。
忘れもしない、忘れるわけがない、俺が有翼型能力者となったあの日、シェルピェンはこの悪魔に雑巾のように物理的に上下二つに別れた。
どの国でも共通しているが《アイギス》の写真は公開されていない。名前は公開されているが偽名を使う者も居るという。俺達は実際に《アイギス》と戦ったため顔を知っているが。
……何故、イギリスの《アイギス》が、アメリカのニューヨークの写真に写っているんだ? それも私服で歩いて。
嫌な予感がした。とても嫌な予感がした。
シェルピェンが持つあの《鍵》はイギリス製? だとしたら何故戦争を続けているんだ、何故暗殺して来ないんだ。もしくはシェルピェンと同じく『与えられた』? 彼女は謎の男に渡されたと言っていたから、ああ、こっちの路線が強そうだ、その路線で進むのなら。
──俺達の知らない第三陣営が動いている。
そのうちの一人がエドワード・バイロン。そして利用されているのはシェルピェン・ザウェクか? 情報が少なすぎて推理の枠から出られないな。この新聞は拝借してドイツに持ち帰ろう。
ルカは視線を泳がせ俺に答えを求める。
「え、待って? あの《鍵》って複数あんの?」
「技術が確約してるなら造れるだろうね」
「神の奇跡じゃ、ない?」
「どう考えてもアレはもはや魔術にしか見えない科学技術だよ。媒体、本体、そして持ち主しか扱えない仕組み、これがもしも魔術ならシェルピェンの命は尽きてる」
俺はシェルピェンが《鍵》を使う様子を観察した。あまりに不自然など便利すぎる道具だ、何かしらの代償があるのではと内心不安だった。おかげでわかったよ、あの《鍵》はただの機械。疲れる様子も無ければ誤魔化す素振りもないのだから。
「おそらく、アインシュタインの相対性理論を実用レベルまで引き上げた超常的なデバイスだろうね」
「なに言ってるかわかんねぇけど、何を言いたいのかもわかんねぇわ」
「バカが」
俺は立ち上がり雑誌を探す。ルカもついてきた、来なくていいのに。
「何をお探しで?」
「SF雑誌」
物質転送機、別次元への扉、まさにあの《鍵》はSFの全てがつまった夢の装置。あれが量産されているとしたら最悪だ。俺達は常に監視されていても可笑しくない。
俺は雑誌棚から『ハードSF』を探す。未来のテクノロジーを真面目にシミュレーションするジャンルだ。
俺はこんな話を立ち読みする。
『地球人より遥かに進んだ科学力を持つ宇宙人が、地球の歴史をゲームのように観察・干渉している』
というテーマの作品。一通り読んで思ったことがある。シェルピェンに鍵を渡した男、第三陣営は、俺たちの戦争を盤上のチェスのように監視している『上位の存在』なのではないか? でなければシェルピェンはこんな言葉を使わない。
「その謎の男は『戦争の終わらない世界を終わらせること』が目的で、『戦争の終わらない世界を終わらせるため』に私と接触したそうです」
これも言っていた。
「そのために、私に幸福になってほしい、と」
おまけにその謎の男は東洋人だったそうで。
なら、監視者が居ても不思議ではない。《鍵》が列記とした科学技術である以上、俺達の知らないところで暗躍している何かがいても不思議ではない。といっても結局これらも予想の範疇から出ないのだけど。
だが俺の思考は止まらない。
「もしも《アイギス》達も鍵を持っているなら……どうしてさっさと終わらせてくれないのか……」
「お前たまに一人でブツブツ話すよな。友達居た?」
は?
「誰も寄り付かなかったよ」
「だよな! お前絶対にボッ、んだゃっ!」
俺は念力でルカの頭を掴み床に叩き落としてやった。
◇
【シェルピェン・ザウェク視点】
そろそろ集合時間だ。
ペネロペちゃんと腕を組ながら歩いていると、ペネロペちゃんは私の腕を少し引っ張って通路の反対側を指差す。
ニューヨークの路上でヨハネが見知らぬ女性から明らかにナンパされていた。ヨハネは軽くあしらうと隣のルカが前に出て、ああ、即無視されてフラれてる。
ペネロペは納得しながら呟く。
「遠目から見るとハリウッドだよねぇ」
「街灯に群がる蛾ってどうしてそれが偽物だとわからないのでしょうか」
「おっと急にどうなされた」
フフッ。ああ、面白い、ヨハネは女性比率の多い街で歩くとああなるのですね。
「頭に浮かんだことをそのまま口にしただけです」
「にしては詩的ね?」
「外見を楽しむだけならいいのですが、本質はかなり歪んでいらっしゃるので、ふふ」
私はペネロペちゃんを見上げた。彼女は眉間にシワを寄せながら私の話を聞いてくれる。
「滑稽」
「たまにシェルピェンって闇出るよね」
私達は集合場所の路地裏に入る。私は《銀の鍵》を無から掴み取り、壁にかざして《空模様の扉》を出す。短い時間だったけれど、とってもとっても楽しかったし味わえた。
──我が国はアメリカには絶対に勝てないと。
それを見て、味わって、体験して、体も心も全てわかってしまったからこそ、妙に晴れやかな気持ちだった。最初にアメリカで豪遊しようと決めたのは正解かもしれない。
続々と顔見知りが集まっては扉を開けて潜っていく。みんな私へ一言告げてくれた。
「シェル! ありがとう楽しかった!」
「次はイタリアの海な!」
「シェルピェン・ザウェク、感謝する」
「いい思い出を作れた。ありがとうね」
私は皆に手を降って一言ずつ言葉を返す。私の力ではないのだけど、皆楽しんでくれたようで私も嬉しかった。
今日は自由散策、次は海での集団遊び。ふふ、ふふ、その次は何をしましょうね? どこへでも行けますから色んなところへ行って世界を見てみませんか、皆で。
とある仲間が仲間を呼んでいた。
「おい中将殿が酒を運んでくれって、行くぞ」
「金ってあの子のだよな?」
私を見られた。私は少し大声で言葉を返す。
「私がお願いしました! お酒大好き!」
彼らはお互い目を合わせ敬礼。なんで? まぁいいか、私も敬礼しておこう。
事前にファフニール中将殿から『本当に自由に使っていいのか』と何度も聞かれました。なのであえてお願いしました。『お酒を飲み比べして、いいものがあったら沢山ご用意してくださると大変嬉しいです』と。
しばらくすると布袋に酒を大量に入れた兵士が四人ほど歩いてきた。カランカランと瓶が当たる心地よい音がする、ああ、お酒がたんまりとある良い景色ではありませんか。あれだけあればしばらく楽しめますね。ウイスキーかな、バーボンかな、それともリキュール? へへッへへッ。
ハッ! 中将殿も来た! 私もペネロペちゃんも敬礼。中将殿は扉の前で立ち止まり、ズボンの切れ込みからズルルッと銀色の尻尾を出して揺れ動かす。
「女性達も飲みやすい果実系も揃えた、海で飲もう」
「はい! ありがとうございます!」
尻尾が過ぎ去っていく。ながーいながーい竜の銀尻尾が。
中将殿の気配が完全に消え去ってから、ペネロペちゃんは言った。
「わかる……嬉しいと尻尾が勝手に出る……」
「そうなんだ」
「扉まで来れたから気が抜けたのでしょうね」
「尻尾ご機嫌でしたね」
「ウッキウキだった」
同じ竜だからこそわかるのでしょうね。
ヨハネとルカが来た。二人は紙袋を抱えていて、ルカは私達のもとへ走ると中身を見せてくれる。
「シェル様~ペネ様~! 大量のコーヒー買ってきました後で皆で飲みましょう!」
「ありがとうございます!」
コーヒー豆やカカオは高級将校しか味わえない幻の品。それがそこらへんのお店で当たり前のように買える。
私は近づくヨハネの元へ小走りし、そっちは何買ったの? と袋を指差す。ヨハネは腕を少し下ろして紙袋の中を見せがら教えてくれた。
「ドリップ用のフィルターと本物のミルクチョコレート」
「ヨハネ、明日コーヒーとチョコレートの買い出し行き」
「行く」
「ありがとうございます!」
全部私のお財布で買いますからね! 沢山沢山買って、こっそり食べて、飲んで、楽しみましょうね!




