厨二病勇者です
そう思った矢先、キラキラというお決まりの効果音がしたと思えば前にあった鎧が割れていた。
どちらにしても鎧が弱かったんだろう。そういう事にしておいた。とにかく、この剣は私の望みを叶えてくれると言っても過言ではない事が分かった。これからも色々試してみよう。背中に剣を二本さし、鏡で姿を見てみる。本当に中二的な何かを感じるがきっと大丈夫だろう。
剣を戻し、服を脱いで渡されていた部屋着に着替える。前に着ていた部屋着にそっくりでなかなか着心地の良いものだった。それからゆっくりとソファーに腰掛ける。
こっちに来てからこんなにゆっくりするのは初めてだ。
そう言えば勇者シリーズの最終回見てないな。あのアニメ、最後はどうなったのだろう。ふと、日本の事を思い出した。今の私はアニメで出てくる人達より凄いかも知れない。長門有希には及ばないが、もしかしたら勇者位にはなれるかもしれない。前は厨二病だと言われていたが、今は言ったことが本当に実現出来る勇者と同じ位強い厨二病だ。
──なら私は厨二病勇者になれるのか
そんな考えが頭に浮かんだ。前の私では考えもつかなかっただろう。きっとただの夢見がちなイタイ私なら。でも今は違う。
私は本物の厨二病だからだ。
狂い始めた歯車は章にする事にしました。個々のサブタイトルはまた順に決めていきます。
評価が30を超えました。ここまで来れたのも読者の皆様のお陰です。ゆっくりでもきちんと完結させて行きますので、これからもよろしくお願いします。




