召喚3 ホワイト公爵家での日々2〜そう…あなたの名は!……〜
昨日ハルマが、ホワイト公爵家で異世界のことを知り
休んでから一日。
彼は奇妙な夢を見たような気がして目が覚める。
そして、ホワイト家での日々が続く。
オリジナルファンタジー小説第4話!
「知らない天井だ?」
…あっいや‥そうだった俺…異世界にいるんだった。
普段と違うのに自然に目が覚めるほど、ぐっすりと眠っていたらしい。
……変な(?)男と女の夢を見た気もするけど。
「今日から俺も執事見習いか」
昨日の食卓での会話を思い出す。
「しかもクリスの…何をしたらいいんだ?」
ベッドから起き上がり、受け取っていたdark suitに着替え部屋を後にする。
「まあ今は、朝食とするか」ガチャッ
スタ‥スタ「ここほんとに広い屋敷だよなぁ」
廊下を歩きながら屋敷を見渡す。あっ
タッタッタッ「おはようカエル!ちょうど起こしに行こうと思ってたの!一緒にいきましょ!」
「あぁおはようクリス、朝から元気だな」
どうやらクリスは俺を起こしに来てくれたようだ。
まだ若いのにしっかりしている。
ガチャッ「おはようございますハルマ様」
『おはようございます。』
アリアさんにヘレンさん執事さんと挨拶を交わす。
「おはようございますお陰でぐっすり寝れました。」
キィストンッと椅子に座り、大事なことを呟く。
「そういえば俺、執事さんの名前を知らない」
そう‥あの俺を取り押さえたwhite suitの執事の名前を聞いていなかったのだ!
「あの…執事さんの名前を……」
い…いや!‥これはチャンスだ!
特別な能力のない俺が唯一活躍出来るところ!
そう…それは異世界のテンプレ知識たちだ!
それで…
「…当ててみせます!」
「ほう…面白いことを言いますな…では当ててもらいましょう。私の名を」
……この賭けに…乗ったな!
ふふ……フハハハハハ!……勝った!勝ったぞ!
この俺の知識を使えばできない事などない!
「そう…あなたの名は!…‥セバスチャンだ!」
「‥素晴らしい…ハルマ様は聡明な方のようだ」
ッこの反応は!確定演出!
「…ですが…私の名はケラーです。」ですがあぁ?
これは反則だ!?
先に褒めてから下に落とすなんてえぇぇ!?
「ホッホッホッ驚いているご様子ですなハルマ様…いい回答でしたよ。ブラック公爵家にはセバスチャンという名の執事がいますから。実は私の古くからの友人なんです。」
…俺は…召喚場所を間違えたらしい………
因みにケラーさんとセバスチャンさん(?)は二人とも公爵家の執事長とのこと。
この後俺は、やけ食い(パン&スープ)をした。
アリアさんとクリス、ヘレンさんは俺とケラーさんのやり取りを微笑ましそうに見ていた。
…でも何故かブラック公爵家の話が出たとき
アリアさんの表情が‥なんか…うん‥触れてはダメだ!
続く………
ハルマは朝食を終え
「本日から執事として私の仕事を手伝ってもらいます」淡々とヘレンに言われ、人生初の仕事が始まる。




