第三十二話
第三十話の魔人カムルチーに様子の描写を追加しました。
・身長は145cmほど・スタイルがいい・胸がデカい・服はキャロットちゃんのように無駄に際どい・フレアスカートを着ている
以上です。
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マリー派軍本隊の援護に向かう、アースドラゴンの背から大ジャンプをしたキャロットちゃんが、カムルチーの後ろの空に見えた。
そして俺と雷鳴の魔人の側に着地する。
たなびく銀髪、輝く金の瞳、際どい衣装、揺れる巨乳!
間違いなくキャロットちゃんだ!キャロットちゃんが来てくれた!
「お待たせ。」
「う゛お゛お゛!キ゛ャ ロ ッ ト゛さ゛ん゛!」
今の俺は、感動の涙と鼻水で顔が酷いことになってる。
本当に来てくれた!助かった!
ニオン砦に出発する前夜、俺がメークインさんに借りた物は紙と鉛筆だった。
手紙をしたため、アースドラゴンの首に紐で括り付けて、嫌がるドラゴンに頼み込んで南の魔人の縄張を経由してキャロットちゃんの縄張りまで運んでもらった。
アースドラゴンはジョアンナ伯爵を領地に送った後に魔人の森へ向かったため時間がかかり、キャロットちゃんの到着が遅れてしまったのだ。
本当はもっと後で、家と上手いメシを持ってキャロットちゃんに会いたかったのだが、死んでしまってはそれができない。非常に申し訳なかったが、救援を頼んでみた。
正直、手紙じゃ来てくれない可能性もあったがお願いして良かった。ありがとうキャロットちゃん。
「手紙、読んでくれてありがとうございます。来てくれて助かりましたキャロットさん。」
「別にかまわない。...あの手紙、見たことがない、面白い内容だった。」
「面白い?ですか?」
...おかしいな。救援のお願いとキャロットちゃんへの愛を込めた渾身の手紙だったんだが...。
ちなみに内容はこうだ。
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完璧な文章の手紙だ。
この手紙の書き方は、前世の勤めていた会社の部長(48)に教わった。
何でも、こんな感じのメール文で何人ものキャバ嬢を堕としたそうだ。でも部長モテる(自称)らしいのに何故か独身だったな。
それはまあいいか。
キャロットちゃんがここにいることが重要だ。この手紙はキャロットちゃんを呼び寄せるほど、惹かれるものがあるのだ。
「お前誰にゃ?コイツの仲間かにゃん?」
「...私はキャロット。バブーは友人。」
やべ、キャロットちゃんと再会した感動でカムルチーの存在を忘れていた。
しかし、友人...かあ。直ぐに好感度を上げて恋人にしないと。
まあでも家をプレゼントしてプロポーズしたら、恋人通り越して夫婦になれるでしょ。焦らない焦らない。
「ふーん。アンタからも魔力は感じにゃいし、弱そうにゃ。
同じ日にまた魔人の絶望の表情が見れるなんてついてるにゃん。」
「...。」
馬鹿猫娘め!キャロットちゃんは、あの北の魔人相手でナメプでボッコボコにできるほど強いんだぞ!お前なんぞ一蹴してくれるわ!
さあ、やっちゃって下さいキャロット様!
「...バブーは何でそんな死にそうなの?」
え?い、いきなりなんだ?何でって...俺が弱かったから死にそうになってるんだけど。
「...すみません。この方、《雷電の魔人カムルチー》と言うのですが、二つ名持ちなだけあって強くて。
私では歯が立ちませんでした。」
素直に相手が強くて負けたと言ってみる。
「当たり前だにゃ。場数が違うにゃん。」
「...。もういい。分かった。」
え、なんかキャロットちゃん怒ってない?俺の弱さに呆れてる?
「バブー。」
「は、はい。なんでしょう?」
「もう一度この魔人とあなたが戦って。」
...。
.........。
ま、またまた〜ご冗談を。
...え?マジ?
おじさん構文を考えてる時が凄く楽しかったです。




