第十三話
キャロットの外見や口調、細かいミスなどを2/8に修正していたのですが全て反映されてませんでした。すみません。
キャロットの挿絵を入れる際に初めて気付きました。冷や汗出ましたよ...。
下手くそですが挿絵を3話目に追加しました。どうぞ見てやってください。
教えてもらった南の村へ行く道中、
そういやキャロットちゃん何の食べ物が好きか聞き忘れたのを思い出した。
「洞窟に骨があったから、少なくとも肉は好物だよなあ。」
キャロットちゃって魚とか野菜とか食べれるのかな?しまった、飲まず食わずでも長く生きれるって魔人の特性で食性を聞き忘れてしまった。人間みたいに雑食だったら、その分選択肢が増えて1番いいんだけど。
次会う時は馬車でも買って、持ってこれるだけ持ってこよう。
あれこれプロポーズの時の献立を考えてたら荒野地帯を抜けて森が広がった。
もう夜だ。結構歩いてきたみたいだなあ。
歩いて、とは言うものの魔人基準の歩いてだ。物凄くスピードが出ていたと思う。
気づいたんだが、目の前に広がっている森は魔人の森とは別の森の様だ。
なぜ知識も無いのに分かるのかというと、空に星が見えるからだ。
魔人の森は赤黒いモヤが掛かったような空で、星はもちろん雲も見えなかった。キャロットちゃん曰く、あれは方角魔人の魔力渦らしい。
良かったー世界中があんな世紀末みたいな空じゃなくて。
もう一つは植生だ。転生したての頃によく見た、イカれた草木が生えていない。この原因もまた魔人のせいで、長い間方角魔人の魔力に当てられた植物が突然変異して凶暴化してしまったらしい。
そして俺が魔人の森の植物に近寄ると動かなくなったのは単に魔人に怯えていただけとキャロットちゃんは言っていた。戦闘の度に、あたり一帯吹き飛ぶ魔人が近寄ったら誰でも怖がるわなあ。恐らくあのクソデカウサギも同じ理由で逃げたんだろう。
自作の手作り感溢れるコンパスを頼りにどんどん森を進む。
このコンパスを作ってキャロットちゃんに見せたらすごい興味津々だったなあ。この世界は文明レベルが中世ぐらいらしいが、このころコンパスって発明されてなかったっけ?まぁどうでもいっか。
しかしさっきから考えてること、全部キャロットちゃんが関わってる。また会えるんだけどやっぱり寂しい。
やっぱりこの世界の唯一の知り合いと別れるのつらいなあ。でもあそこでずっと住んでたらキャロットちゃんに迷惑かけちゃうし。
やっぱり一旦別れて正解だったかな?...うーむいかん、思考の迷路にハマっている!
はあ、もぅマヂ無理。。。ダッシュしょ。。。
やっぱり悩みがある時は運動するに限るね。前世でも会社で大きなミスをやらかして上司に怒られた時に、会社の周りを走りまくって気分をリフレッシュしたな。あのあと上司がすっごい気を遣ってきたけど何だったんだろ?
どうでもいいことを考えていると、遠くにいくつかの光が見えた。
「お!村に着いたか?」
ようやく着いたかと思ったがどうやら様子がおかしい。
遠くに見えた光も動いてるし...松明かあれ?
それに叫び声というか怒声が聞こえる。
アクシデントの予感がする。
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