雛菊ちゃんとおばあちゃんの家に㉗帰宅
「お母様、ただいま戻りました」
「おかえりなさい、雛ちゃん。大地君も愛さんも送ってくれてありがとうございます」
いろいろ経験することができました梢おばあちゃんと和也おじいちゃんの家がある田舎への旅行ですが無事地元の駅に帰ってくることができました。駅ではお母様が待っていてくれました。久々の再開でお母様に抱き着きます。このにおい安心します
そのまま大地君たちと別れ六郎さんの運転する車でお母様と一緒に自宅に帰ります。
「送られてきた写真を見せてもらいましたがすごくいい場所ですね?」
お母様が私の送った写真を見せてくれます。それは和也おじいちゃんの車から取った最初の写真です。
「とても自然の多いのどかな場所でした。ほら、見てください」
田舎で撮った他の写真もお母様に見せながらその時の思い出を話します。泥まみれになりながら収穫したトウモロコシやジャガイモ・キャベツなど様々な野菜、田んぼで泳いでいるカモなど。
「奥様・お嬢様、お話が盛り上がっているところすみません。そろそろお家につきますので下りる準備をお願いします」
知らぬ間に自宅の正門までたどり着いていました。
「ふふ、お土産話に熱中してしまいましたね。話の続きはあとでしましょう」
数日後
「いらっしゃいませ明日香様・雛菊様。本日はどのような御用でしょうか?」
私とお母様が訪れたのは和服などをよく買う呉服屋さん。
「今日は浴衣を作るために生地を見に来ました」
「なるほど、浴衣ですね、となるとこちらになりますね」
梢おばあちゃんに着せてもらったアヤメの花柄の白い浴衣ですが、もう愛さんが切ることが無いので譲ってくれました。最初は断りましたが箪笥の肥やしになるだけだと押し切られて譲り受けました。
私が贈った浴衣の写真を見たお母様が自宅の方でも予備として浴衣を用意することを決めてくれました。それも製品を買うのではなくお母様自身が作ってくれるそうです。お母様は裁縫も得意なので素晴らしい浴衣を作ってくれるでしょう。私も作り方教えてもらいます。




