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本が導く恋物語~その本どんな内容なんですか?~  作者: アマテン


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雛菊ちゃんとおばあちゃんの家に⑰爆弾解体ゲーム

4日目


「こんにちは」


玄関先で瀬奈の声が響き渡る。


ドドドドド


「大地兄ちゃん・雛菊姉ちゃん、おはよう」

「おはよう、瀬奈」

「おはようございます。瀬奈ちゃん」


廊下を走って部屋へと入ってくる瀬奈。


「何してるの?」


瀬奈は首をかしげる。僕たちはテーブルでお互い向かい合い座っており、僕は10枚ほどの紙を雛菊ちゃんは携帯ゲーム機の画面を見ている。


「今二人でゲームしてるんだ」

「?でも大地兄ちゃんゲーム機持てないよ」

「説明するより雛菊ちゃんの画面見てみなよ、瀬奈」


 瀬奈は僕の指示に従い雛菊ちゃんの隣に座りゲーム画面を見る。


「今やってるのは爆弾解除するゲームなんですよ。私がゲーム画面の操作を、大地君が紙に書かれている解除方法を教えてくれるんです。例えばこのモジュールだとコードが何本ありますか?」

「2色あるけど全部の数言うの?」

「ええ」

「なら5本だよ」


コードのモジュールだから5本の場合は


「カレンダーには赤い丸が何個ついてる?」

「カレンダーはこれですね。何個ですか瀬奈ちゃん?」

「えーと6個」


6個ってことは偶数だからこっちのルートだな。ということは


「コードの色は何色ある?」

「3色!」

「なら4本目のコードを切って」


 雛菊ちゃんが画面を操作してコードを切ると


ピコン


モジュールの橋にある赤いランプが消える。


「これで一つ目のモジュールは解除できました。あと2つですね」

「こんなゲームがあるんだね。じゃあ次はこの図形がいっぱいあるやつ」


えーとこれだな。まずは


「図形は全部で何種類ある?」

「えーと4種類」

「4種類だと・・・部屋の明かりの数は?」

「明りってどれ?」

「これですね」

「これも?」

「そうです」

「だったら4つ」

「4つは5個以下だから今からいう色の図形押してね。赤」

「これとこれ」

「緑」

「これですね」

「白」

「白はないよ」

「最後はピンク」

「押したよ」

「ちょっと待っててね」

「あ、赤いランプが消えた」

「これで2つ目のモジュールは終わりだね。今度は瀬奈こっちの解読やってみる?」

「うん」


瀬奈は今度こちら側にきて解読用の紙を見る。


「なんか文字いっぱい書いてる」

「解読メモだからね。でも書いてることは小学生でもわかるよ。少しずつ理解していこう」

「うん」


瀬奈ちゃんも交じって爆弾解体ゲームを進めていく。

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