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36話 雪エリア

ブックマークの追加と評価ありがとうございます

( ・ω・)


 「ギュアアアア!!」


 16階層に行くための階段の近くにいたでっかいサソリを軽く炎で丸焼きにしてドロップした魔石を食べ、下に降りると目に入ったのは…


 雪がシンシンと降っており下を見ると雪が積もっており歩くだけで体力が削れる事だろう。

 遠くにも大きな山が見える



 (うわぁ…今度は雪の階層か)


 息を吐くと白い息が出て寒いのは一目瞭然だろう




 「「「ウホッ!!」」」


 「コー!?」


 雪に気をとられていると後ろから雪玉をぶつけられ雪の上に落ちてしまった…


 (また、油断した!あ~もう!)


 雪玉が飛んできた方向を見ると白い毛が全身に生えた姿は、まるで雪男そのまんまである


 ん?



 ふと気づくと背中から嫌な匂い…いやはっきり言って臭い!


 「「「ウホホホホホホホー!!」」」


 嫌な匂い気をとられていると再び雪男のゴリラ…長いから雪ゴリと名付けよう!雪ゴリは3体とも雪玉を僕に向かって投げつけてきた


 「コ!」


 さすがにもう油断はしない。飛んできた雪玉を空を舞避けていった



 雪は僕に触れればすぐに溶けて無くなるんだけど、あの雪玉からは嫌な気がする


 僕は雪玉が届かない距離まで飛び上空から雪ゴリの様子を見てると…ふいに外れた雪玉を見ると白い雪から茶色の物がこぼれて見えた


 …なんだあれ?



 視線を雪ゴリに戻すと2体が雪玉を届いていないにも関わらず今も投げており呆れる…ん?もう1体の雪ゴリは、雪を手に取り次に自分のお尻に持っていき……




 って事は僕の背中に…付いているのは…もしかしなくても…


 『はい。間違いなく貴方の考えている通りでしょう』



……




……よし…殺す!


 僕は横に小さな炎の粒を大量に生み出し雪ゴリに向かって高速で打ち出した


 「「ウホー!?」」

 「ウホ?」


 雪玉を作っていた雪ゴリは炎に気づかず死んでいった


 今後あの雪ゴリを見つけ次第殺して行こうと…決意を胸に僕は先に進んでいった



 ちなみに僕の背中に付いた物は精霊魔法で綺麗に消しました





 今回の雪エリアは各階層の広さはそこまで大きくないようだ


 もちろん冒険者のように雪の上を歩いて行くものなら体力も失われ雪エリアを攻略するのにそれなりの日数が必要だろう。階段の位置も分からないだろうし


 『おそらくですがマップはもうギルド側も把握していると思います。私が来た時とマップが変わっておらず、他にも私達がこのエリアに来た時も誰かが通った後もありましたから』


 なるほど…ダンジョンの各階層が変わっていないなら無駄に体力を使うことなく攻略はできるね。僕達みたいに


 「ウ「ドスドスドス!!」ホゥ…」


 それにしても…お腹すいたなぁ~今日は何を食べようかな。今日中には雪エリアも攻略できるだろうし


 「ウホ!?」


  ドスドスドス!! ボオオオ!! ヒュンヒュンヒュン!! 


 「ウホー!?」 「ウホゥ…」 「ウ!」



 どうせなら魔力がある肉が食べたいなぁ~肉が多かったら体長を元に戻して食べるのもいいし、残して後日食べるのもいいし…何か来ないかなぁ~今の所ハエしかいないからなぁ嫌になる


 「「「ウウウウゥホォォォォ!!」」」


 チュドオオオオオオン!!!!!


 地面が揺れ辺りに煙が充満し視界が悪くなった中…


 お!階段の前にでっかい熊を発見!しかも魔力がのってて美味しそう!大きさはだいたい2メートルくらいか…いや、立ったら3メートルはいくね


 とりあえず今夜の夕食は決まりだね!全力でいく!



 僕は隠密をフルに使い上空を移動した。獣の魔物は鼻がよく匂いで気づかれることはよくあるのだが、僕は無臭のスキルがあるので気づかれることはないとは思うけど油断はしない!



 お肉を駄目にしないように僕は羽を硬化させ鋭くし精霊魔法で風を身に纏い、上空から熊に目掛けて一気に急降下して立って鼻をスンスンしている熊の首を切り落とした


 さすがに鳩のサイズだと首を切断するのに大きさが足りないため元の2メートルに戻り首を切り落とし、直ぐに管理者さんが用意した空間魔法で用意した異空間に放り込んだ


 こうするとこでドロップしないで肉 骨 毛皮 爪 牙 魔石を手に入れることができる…がこれをやるのにはかなりの早業が必要なので普通は無理だろう



 管理者さんの協力があって初めてできることなのだ


 僕は階段の近くにある一角を炎で雪を溶かしテントを精霊魔法の土での土台や柱を作り布を被せ簡単なテントが出来上がった


 管理者さんの異空間から鍋や事前に創造で生み出したネギに白菜 豆腐 椎茸などを取り出し魔力がのった熊肉を使った熊鍋を作り始めた…熊肉はクセが強いと言うけど管理者さんの異空間に入れたら何か獣臭さが消えた


 僕は風魔法で擬似的な手を作りだし鍋に順番に食材を入れていく、ちなみに味は味噌だ!


 グツグツといい感じにいい匂いがただよい、ちょっと深みのある皿に取り分け食べようと嘴を開ける



 「美味しそうな匂いがするにゃー!」


 …どうやらご飯を食べるのはもう少し先になりそうだ






総合評価が200を越えました!

これも読んでくれている皆様のおかげです!

これからもぜひ【異世界で恐竜に転生したけど創造で自由に過ごします】を宜しくお願いします( ・`ω・´)

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