37話 熊鍋で猫の娘が釣れた
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( ・ω・)
グツグツグツ…
「コー?「え、誰?」」
「ニャ?」
猫耳に猫の尻尾があり、語尾に「ニャ」と付き間違いなく獣人である…それも僕が好きな猫の獣人!
「鳥さんニャー!」
僕の近くにやって来てまじまじと僕の周りを回りながら観察している
僕も初めて見る獣人…それも猫の獣人なので僕も彼女の事をじっくりと見て尻尾がゆらゆらと揺れている…
可愛い!!
グウウウゥゥゥ~
「ニャ~~お腹空いたニャ~」
…僕は風の擬似的な手で別なお皿によそってあげた
「ニャ!?魔法ニャ!それよりこれをくれるのかニャ?」
羽で○の形を作ると猫娘はパクパクと食べ始めた
「美味しいニャ!うまいニャ!」
僕も食べるかな…
ん!思った通り美味しい!出汁も獣臭さが無いからそのまま飲めるから最高!
パクパク ズズズズ パクパク
「ニャーお腹いっぱいでもう食べられないニャー!」
「コー」
猫娘と僕は雪が無い地面でねっころがりゆっくり休むことにした
……で…君…誰?
「ネムー!どこー!」
「ネム…はこっち…」
「フフフ…急にいなくなるなんてお仕置きが必要ですわね」
「ニャー!皆ニャー!こっちニャー!」
声がした方に顔を向けると下に向かう階段から聞こえてきた
声から察するに3人だろう。敵になるか分からないのでいつでも動けるように警戒はしておく
「あー!ネム見つけた!」
「…鳥さん」
「フフフ…ネムこっちにいらっしゃい」
「ニャ?」
姿を見せたのは剣を持ったピンク色の髪で何かの魔物の皮の鎧を着た少女。
背が小学5年生くらいで髪が青く杖を持っており全体を青いローブを着ている少女。
最後の1人はメイスを持ち前に協会で見かけた服装…全体的に白い服を着ており彼女は金色の髪を長く伸ばしており、しかもとても凶悪な2つの果実を主張しており、目に毒で色気がある素敵なお姉さんって感じだ。
「皆さんちょっと私とネムは席を外しますわね」
金髪のお姉さんはネムの首の後ろの服を掴み引きずっていた
手を僕の方に伸ばし助けを求めているがこればかりは関わらない方がいいと本能が叫んでいるので目を背けた
「ニャーーーーーーーー!!」
辺りにネムの悲鳴が響いたのだった…
ふと…視線を感じ左を見てみると多分魔法使いだろう、魔法少女が僕を見ていた。それも近距離…5㎝もないと思う
魔法少女は僕をじっ…と見て人差し指で頭や首を撫でてきた
「コ…」
「鳥さん…」
キラキラした青い瞳で僕を見て撫でてきており、正直今も警戒している僕がバカみたいに見えるから止めてほしぃ…
スッ…
僕は魔法少女の指を避ける
「あう…」
すると少女はこの世の終わりみたいな顔をしたので…さすがにここまで悲しい顔をされると僕が悪いことをしたみたいなので…仕方なく僕は魔法少女の膝の上に乗った
「…♪」
すると魔法少女はご機嫌になり顔を僕の体に押し付けてきた…
「フワフワ…
……
…もういいんじゃないかな?離れてもいいんじゃないかな!?
もうすぐ30分になるよ!?しかも先ほどまで聞こえて猫娘のネムの悲鳴が聞こえなくなってきたし…そろそろ帰ってくるんじゃないか?
僕は魔法少女の腕の中から、もがき離れよー
ああ、もう!そんな泣きそうな顔をしない!分かったからもう少しいるから!だからそんなに顔をぐりぐり擦り付けないで!?
仕方ないからもう少し一緒にいることにした…余り泣き落としとか本当に止めてほしい、慣れてないんだから…まぁ最悪強行突破すればいいか
そんな事を思っていると、あのお姉さんが戻ってきた…後ろにいるのは尻尾がヘナヘナと元気のないネムもいる
「ただいま戻りましたわ」
「おかえりー」
「ん」
僕が立てたテントにお姉さんとネムも入ってきた。いつの間にか剣を持った少女もいるし、ここは僕が立てたテントなのに…
「それにしてもこのテントは誰が立てたのか知っていますか?」
「んーいや僕はしらないよ」
「しらない…」
「ネムが来た時にはもうあったニャー」
ネム…余り余計な事を言うなよ鍋をご馳走したんだから
「そういえば…ネム…貴方飛び出す前に良い匂いがするニャーって出て行ったわね」
「そうニャ、それでこの鳥さんが熊鍋を作っていてそれを分けてもらったのニャー、美味しかったニャー、また食べたいニャー!」
ネム…君は恩を仇で還すのか…
「鳥さん?」
「ん…」
止めて魔法少女!!僕を前に突き出さないで
「コー!コー!」
「この子…瘴気を帯びてませんわね…」
「ん…私のペットにする」
「コー!!(ならないよ!?)」
あらためて出会った少女達…
果たしてこの出会いが良い方向に進むのか
それとも悪い方に進むのか…




