32話 レベリング
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( ・ω・)
「ヒャッハー!10階層に着いたぜ!」
「ヒャッハー!これでお礼は終わりだ!」
「ヒャッハー!さぁ帰るぞ帰るぞ!」
「ヒャッハー!…時間をかけて落とすのもいいか…」←無視
無事に10階層に辿り着くとモヒカンの四人は降りてきた階段のすぐ近くにある壁の四角のスイッチを押すと壁が左右に引かれ奥を見ると魔方陣があるのが見えた
「ヒャッハー!じゃあな…?……黒!」
「ヒャッハー!リーダー適当すぎ!」
「ヒャッハー!またな!黒!」
「ヒャッハー!次こそじっくりねっとり触らせてくれよ!黒光り!」←無視
右の前足を上げて左右に振ってモヒカンの四人とは別れの挨拶をした
魔方陣に乗ったモヒカン達は足元が光だし…消えた
あの魔方陣は地上に繋がってるのかな?
『ダンジョンには地上に帰還する魔法でがいくつかあります。
このダンジョンは10階層に魔方陣が配置されているみたいです、それに魔方陣が置かれた部屋は魔物が入れないセーフティーンゾーンとなっていますので魔物が魔方陣を使って地上に攻めてくる…なんて事にはならないでしょう』
へぇ~そうなんだー
『…』
どうやら適当に返事をしたのが管理人さんにバレたようだ
とりあえず!ここでレベルを上げればいいんだよね!
『はい、10階層からはモンスターもパーティーを組だし多くて6体の魔物が同時に襲いかかってきます。
敵も強くなっておりますが貴方なら問題ないでしょう』
わかった!ここでレベルをMAXにするまで敵を倒しまくればいいんだね!
……うおおりやあぁぁ!!
ズババババババ!!
コロン…コロン…コロン…ドサドサ!
《ピロピロリーン》
ファンタジーの定番のリザードマン5体を鉱石と合成さえ固く鋭くした尻尾を伸ばし体を回転し倒し、魔石とリザードマンの尻尾がドロップした
そして…
よし!レベルが上がった!後1レベで進化できる!
休憩を挟みながらも1日頑張ってレベルが3上がった
ちなみに休憩する場所はもちろん魔方陣があるセーフティンゾーンだ
そこで創造で幕の○弁当や、お~○お茶を出して食べたりもした食後のデザートにプリンを食べていると管理人さんから、プリンを2個こっちに送ってくれと言われたので送ると管理人と連絡がとれなくなった…
最初は焦ったけど2分位たったら連絡が来たので安心した
『次に10階層の奥にいる階層ボスを倒しましょう』
階層ボス?
『階層ボスとはダンジョンの中ボスと思ってください
階層ボスを倒すと宝箱が出現しアイテムを獲得できます。ちなみに宝箱は四種類あります
木の宝箱 銀の宝箱 金の宝箱 虹の宝箱
1番良いアイテムが出るのは勿論虹の宝箱です…が…虹の宝箱が出る割合は0.1%でまず出ません…普通なら…ボソッ』
ボスを倒すと宝箱か~ゲームみたいで面白そうだなぁ1回でいいから虹の宝箱見てみたいな…
そんなことを思っていた時がありました……
僕の目には虹色に輝く宝箱と少し離れて魔石とフワフワした毛皮に爪が置かれていた…
さかのぼること30分前…
僕は10階層奥に辿り着きそこには鉄製の大きな扉があり開くとそこには体長2メートルはある狼がいた
僕は部屋に入る…
「オオーーーン!」
「「「「オーン!」」」」
2メートルはある狼の後ろに4つの魔方陣から一回り小さい狼が出てきた
一回り小さいと…言っても1メートルくらいはあるので油断はできない…が…
的が大きければその分当てやすい!
僕は瞬時に体に風を纏い……飛んだ
ドガアアアァン!!
僕は壁にめり込み離れるとそこには何もなく配下の狼が1体減っていた
「オン!?」「「「オン?」」」
えっと…配下の狼を倒しても何もドロップしないと、でも邪魔だから君達からやっちゃうか!
纏っている魔力を上げ風を増やし、僕の正面に風で作った壁を作りそれを横に広げ…突っ込んだ
横長い盾を持ち突進をイメージしたので風の壁と僕が纏っている風の魔力が繋がっている形だ
ドガアアアァン!!
配下の狼が全滅したことにより焦った階層ボスは何も考えずに突っ込んできた…
こうなっては…もうボスといってもタダの脳もない魔物だ
《ピロピロリーン》
《レベルが最大になりました》
難なく階層ボスの狼も倒すと…出現したのは何故かお供え物を置く台とその横には《甘味を乗せれば乗せるだけ宝箱の色が変わのじゃ!!》と書かれた立て札が置かれてあった…
迷った結果…ダンジョンの主が僕が食べた物甘いものを食べたくなり要求してきたと管理人さんの意見と僕の意見が合ったので…
エクレア シュークリーム プリン チョコレート 大福をどんどん乗せていくと宝箱が出現し木→銀→金と変わっていき最後にMPの全部を使い苺ホールケーキを乗せると虹色になった!
こうして僕は初ダンジョンにて虹色の宝箱をゲットした
ホールケーキを丸々食べるの子供の国夢だよね
( -∀・)




