30話 ダンジョン
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( ・ω・)
足を踏み入れ辺りを見渡すとそこは草原になっていた…事前に管理人さんから聞かされていたけど…やっぱり聞くのと見るのとは違うなぁ~
ポキッ!
「キュイイイイーーー!!」
えっ…とこの子は何をしているんだろう?
後ろから角が生えたウサギに突進されたが僕のボディには角は通らず根元からポッキリと折れてしまい、さすがに哀れに見えてきた
あんなウサギの接近に気づかないなんて、いくらまだ1階層でもここはダンジョンなんだ!こんなんじゃ駄目だ!油断はしない!
気を引きしめ僕は管理人さんのお勧めの10階層を目指し進んだ
あっ…ウサギは捕食者で美味しくいただきました
「キチー(ふぅ~とりあえず6階層まで無事にたどり着いたなぁ)」
一階層づつそれなりの広さがありここまで来るのに4時間はかかった
管理人さんからのデータで階段の位置を分かっていて最短距離で移動したのにも関わらず
結構な時間がかかったので地図も無く攻略しようとするとどれだけの時間がかかるんだろうなぁ…
出てくる魔物はどれも弱い魔物ばかりで苦労はしなかったけど倒しても余り美味しくない…味も経験値も
でも次は!鉱物かある階層だ!
ここのダンジョンは7階層がボーナスステージで極まれに激レアの鉱物や通常のモンスターを銀色になった物も出現しそのモンスターを倒すと経験値が多く手に入るんだとか
ドラゴ○クエストを思い出す…
ボーナスステージで鉱物や経験値を獲得しようと少し楽しみにしていると…
『ボーナスステージは飛ばしてください』
管理人さんからの悲しいお知らせが届いた…
なんで!?もしかしたらメタルスライ○とかはぐれメタ○とか出て一気に進化出きるかもしれないんだよ!?
『当然ボーナスステージですから冒険者がゴミのようにいます。
その中に飛び込む…ということは自殺願望があるというになりますが?』
で、でもさ…ほら強力なゴーレムを作るのにより良い鉱物がひつようでしょ!?探したら見つかるかもしれ『鉱物を探している貴方が冒険者に見つかりますけど良いんですか?』
………ぐすん…
『まずボーナスステージなので恐らく何パーティーには見つかると思われますので無駄に時間をかけるのは得策ではありません』
……分かった………
『ハァ…そこら辺の冒険者を蹴散らせるようになりましたらいいでよ』
バッ!!
本当に!?
『まず進化してからです』
余りの嬉しさにテンションに応じて下がっていた頭が凄い勢いで顔を上げ最高速度で7階層へと続く階段を飛んで行き無事に着くとそこは…
金色の粒子がふよふよと浮かんでおり全体的になんだか神秘を感じる空間だ
「ヒャッハー!魔物だー!」
「ヒャッハー!殺せ!殺せ!」
「ヒャッハー!素材にしてやるぜぇ~」
「ヒャッハー!良い黒光りしてるじゃねぇか!」
ビュンッ!!
突然モヒカンの四人組に見つかり囲まれそうになったので最高速度で少し階段から遠回りになるけど左に逃げた
「ヒャッハー!はええぞ!」
「ヒャッハー!早い!メタルか!殺せ!」
「ヒャッハー!俺の糧となれぇ~!」
「ヒャッハー!お前固くて大きいじゃねえか!」
なっ!?見かけはどこにでもいるチンピラなのに早い!?
てか最後の人!?いろいろ誤解を生みそうな事を言うのは止めて!?
「ヒャッハー!」
「ヒャッハー!」
「ヒャッハー!」
「ヒャッハー!」
…ヒャッハー!ヒャッハー!うるさい!
………
「ヒャ…ハァ…」
「ヒ…ッハ…」
「ャッ……ァ」
「ヒャッ…ゴホッゲホッ…ハー」
「キチュ…チ!キュッ…グゥ!(ゴホッ!ハァハァ…グッ…ゴホッ!)」
…こいつら本当にしつこい!!
あれからもう2時間は走り続けてるのにまだついてくる~
「ヒャッ…メタル…黒いメタル…」
「ヒャッハ…メタル…ゴホッ」
「ヒャッハーーーーーーアッ…」
「ヒャ…経験値~」
もう…無理…水…
管理人…さん…お水出して…
空間が歪み突然穴みたいなのが出現してその穴に前足を入れ水袋を取り出し口いっぱいに入れ飲み干した
この穴は空間魔法で管理人さんが制御して必要なときにお願いしているのだ
この魔法は制御が難しすぎて現状…制御に失敗して空間の狭間に飲み込まれる危険性があると管理人さんから言われ大人しく従った
「ヒ…水ぅ~」
「ヒ…乾きが~」
「ヒ…潤いが…」
「ヒャ…萎えちまった…」
モヒカン四人前から倒れているが視線は僕…正確には僕が持っている水袋に固定されており倒れながらも水袋に手を伸ばし、なんだかいたたまれない気持ちなったので水袋を4つ取り出しモヒカン四人に向かって投げると
全員見事にキャッチして凄い勢いで飲み干すと
「ヒヤッッッハーーーーー!!」
「ヒヤッッッハーーーーー!!」
「ヒヤッッッハーーーーー!!」
「ヒヤッッッハーーーーー!!」
うるささに磨きがかった…どうしよう?




